第十話
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国の敵と認識されて行った
ロルフは静かに待っていた。
婚約者を自宅であと二時間で屋敷に到着だが!
外には出れず、屋敷からも出れず、やる事は酒を飲む事しか無かったのでビールを飲み次にブランデーを飲みながらソーセージをツマミ・・・・
パウルは居なかった代わりにビッテンフェルトと何故か知らないがワーレンがいたのだった。
「ワーレンは何故此処に?」
「オーベルシュタイン少将から何もしないで良いからこの屋敷に居てくれと、昨夜連絡がそれで閣下と酒を飲んでいます」
「そうか、パウルがね〜・・・・ビッテンフェルトは?」
「する事が無いので来ました」
「簡潔で宜しい飲めロックだ」
「頂きます」
「暇だ、やる事が無い」
「しかしこれから婚約者と正式に婚約すると聞いていますが?」
「俺が望んだ事では無いし、もういいや飲もうか」
「既に飲んでますが」
「ワーレン奥さんは元気か?」
「御蔭様で元気に家族全員閣下に感謝してもしきれません」
「そうか、ならイイな家族ってどんなんだ」
「良いものです、帰ると息子が成長しているのが楽しみで最近は妻のお腹が大きくなり楽しみです」
「へ〜、そうなんだ、今度家に行っても良いかな?」
「是非!我が妻の母の手料理を是非食べて欲しいのです、絶品ですので何時でも気軽においで下さい」
「近い内に行かせて貰おう、逢うのは初めて何で緊張するね」
「家族の方が緊張しますね上級大将閣下が来ると聞けば」
「気にしなでよ何時もの通りにさ」
「私は大丈夫ですが家族は緊張しますよ?」
「話は変わるが ヘルマン・フォン・リューネブルクだが問題は無いそうだ、俺の警備責任者にする事にした」
「宜しいのでは、それで仲間を増すのも彼は有能ですから後ろ盾が有れば羽ばたくでしょう」
「決まりだな」
「そうですね、我が軍に帰属した者を厚く遇する事で後続が来る事も後押しするでしょう」
「だな、このまま平和に解決してくれればいいんだがな無理だと思っても考えてしまうな」
「そうですな、出来れば降伏して貰いたいのが一番ですな」
「飲んだくれと会うご令嬢は?」
「最低ですな、ですが分かります陛下の勅命が有るので私では分かりかねますね」
「ビッテンフェルトは?」
「・・・・・・・分かりません」
「逃げ出すか」
「無理ですね、オーベルシュタインが居ないのですから侵入に脱走は計画を立てて警備兵に万全の体制を敷いている筈です」
「ふっふふふ、しかしだ!パウルも知らない秘密の通路があるのだ」
満面の笑みで言うと
「やりますか!」
「良いのですか?」
「ビッテンフェ
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