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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第六十話
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かべていた」

あぁ…そうなの…か…

「でも…だったら何故?」

「お前にとって、私は妹のような、下手をすれば娘のような存在なのかもしれない」

確かに、その通りだ。

俺にとって、箒は護るべき対象で…

「だがな、思い人に見向きもされないのは、中々に辛い物だ。
だから、お前が枷を外している今ならば、お前も私の事を見てくれると思ったのだ」

なるほど…あのキスは、そういう理由だったのか。

「私は、お前を愛しているのだ。
家族愛ではなく、無論、それもあるが、何よりも異性としてお前を愛している」

箒の、ありったけの"想い"。

だけど、俺はその想いには応えてはいけない。

「ゴメン、箒。俺は、束さんが…」

好きだから、そう言おうとする前に、再び戸が開かれた。

「私が、どうかしたのかい?」

「束さん……」

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