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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五十六話
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ん!その話おねーさんに教えてちょうだい!」

「刀菜、お前も黙れ。それとも無理矢理黙らせてやろうか?」

「その時は唇で…だ、ま、ら、せ、て☆」

「唇食いちぎるぞ」

「その前に舌を入れてあげるわ」

「OKその時は思い切り噛んでやんよ」

と言ったら隣から甚平の袖をクイクイと引っ張られた。

「むぅ…」

見ると箒が頬を膨らませていた。

「あら、ごめんなさい。大丈夫よ箒ちゃん。貴女の旦那は取らないわよ」

すると何故か、箒は悲しそうな顔をした。

「あ、さっきの話なんですけど。一学期の…」

「おい!鈴!やめろ話を戻すな!」

「終業式に後輩の男子に告られたんですよねー」

「それでそれで!」

「一夏はどうしたんだっけー?」

「振ったわ!振るに決まってるだろ!むしろどうやったら受けると思うんだよ!」

「でもその後輩結構イケメンだったじゃない」

「そもそも男同士だろうが!」

「え?」

「"え?"じゃねぇよ!」

「ゴメン一夏…アンタの事女だと思ってたわ…」

「そのやり取りはお前が転校してきた初日にやっただろ!
それも中国語で!」

「ワタシチュウゴクゴワカラナイ」

「お前の母国はどこだぁぁぁぁぁぁ!」

「アタシの心の母国は日本よ」

「喧しいわ!」







突然箒がすっくと立ち上がった。

「刀菜さん。ちょっといいですか?」

「いいわよ」

「鈴も、いいか?」

「わかったわ」

「では少し席を外す」

そして箒、鈴、刀菜はどこかへ行った。

「おい一夏いいのか?」

「弾。女子には女子の話が有るって事だ」

男が居る所で話しにくい事を話に行ったのだろう。

「一夏君。一つだけ聞いていいかな?」

「なんだ月日?」

すぅ…と息を吸い、こちらを真っ直ぐ見据え、月日は口を開いた。

「一夏君は、箒ちゃんの事を、どう思っているの?」

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