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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五十三話
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まで上がってきた相手だ、恐らくかわされるだろう。

姉さんがどうするか、見物だな…

相手選手は指先を動かし挑発していた。

姉さんは、地面を踏み締めたまま、動かない。

今までならば、背部ブースターを解放し、突撃している筈だが…

そう思っていたが、あることに気付いた。

背部ブースターに、火が入っていない。

どころか、機体の動力の半分近くを切っている。

「姉さんは何をするつもりだ…?」

刹那、姉さんの持つ刀から、目映い光が溢れだした。

「あれは…準決勝での…?」

刀奈が、目を細めながら、雪片を見ていた。

光の剣と化した雪片を、まるで居合いの如くかまえた。

「姉さん…?まさか!」

そして姉さんが一歩踏み出し…

ズッ……ヴォン!

横薙ぎに振り抜かれた雪片。

そして、放たれた斬撃は雪片から離れ、相手選手に吸い込まれた。

「ギガスラッシュ……マジかよ…」

確かに、零落白夜はエネルギー質の攻撃だ。

しかし、それを斬撃として飛ばすとは…

相手選手の絶対防御が発動し、シールドエネルギーがゼロへ…

試合終了の合図が鳴り響いた。

「『決まったァァー!決勝戦の勝者は織斑千冬選手!
第一回モンド・グロッソ優勝は!我らが織斑千冬選手だァァァー!』」

歓声が響き渡り、数日に及んだ祭りは、その幕閉じた。

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