暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五十三話
[1/2]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
第一回モンド・グロッソ決勝。
俺達は例のVIP席にいた。
今日のメンバーは俺、箒、刀奈、簪、虚さん、本音だ。
アルシャーヴィン姉妹はフィグネリアと一緒らしい。
ヴィッサリオン?野郎の動向なんぞ知るか。
「コレはもう姉さんの勝ちで決定だな…」
三時間前の準決勝にて、暮桜はセカンドシフトを果たした。
言わずともわかるだろうが…零落白夜が発現したのだ。
「そうだな。暮桜…いや千冬さんにバリア無効化能力…
まさに鬼に金棒だな…」
箒の言うとおりだ。
「対戦相手涙目……でも……ざまぁ」
と簪。その口角は上がっており眼鏡に光が反射して不気味だった。
「いや、確かにあの選手の言動は看過し難い物が有るが…
いやーほんときのどくだなー(棒)」
「貴方たち似てるわねー…簪ちゃんも一夏君も」
「だが刀奈さん、皆同じ事を思っているはずですよ」
「そうねぇ…箒ちゃんの言うとおりかしら…」
今も、相手選手は姉さんに対し、挑発を繰り返していた。
ISのデザインも少し悪魔っぽいし、ヒールキャラを演じるのは解るのだが…
「姉さんガチギレしてるっぽいんだけど。
相手選手殺さないよな…?」
一応零落白夜も視野に入れてあらゆる安全機構は組み込んだ。
束さんもそこら辺は一切オミットしてないっていってたし…
大丈夫とは思うけど…
隣に座っていた箒が、ぐいと俺を引っ張り、耳打ちした。
「安心しろ一夏。ISを作ったのは、お前と姉さんだろう?お前がISを信じなくてどうする」
確かに、その通りだな。
そうこうしている内に、試合が始まった。
相手選手は火器類を複数持ち、それを切り換えながら姉さんと一定の距離を保っていた。
姉さんが近付けば離れ、離れれば近付く…
後に"砂漠の逃げ水-ミラージュ ザ デザート"と呼ばれるようになる戦法だ。
今回の相手はマウントした武装を切り替えて戦っているが、
おそらく"高速切り替え-ラピッドスイッチ"の原型と呼べる戦法だろう。
第一回モンド・グロッソでは、後のISの戦法の原型やアイデアソースとなるような戦法がちらほらみられた。
予選で射撃型同士が当たった時、"円状制御飛行-サークル・ロンド"らしき物も見受けられた。
暮桜には一切の飛び道具が無い…そろそろ姉さんが痺れを切らす頃だな…
「今までの試合を見るに、そろそろ千冬さんが仕掛けるな…」
「そうですね。あぁ、織斑選手がキメにかかりました」
虚さんの言う通り、姉さんが暮桜で地面を踏み締めた。
イグニッション・ブーストの予備動作だ。
だが、姉さんと相手選手の距離はほぼスタジアムの端と端。
決勝
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ