ターン4:休みたい時に限って休めない。
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船上死闘デュエルも無事終わり、ようやくアカデミアに着いた。
ホクホク顔の十代君とゆま・・・やりきった感の翔君、そして精神力がゴッソリ削られた俺氏・・・
アンティデュエルを仕掛けて来る輩は勿論、中にはBMGを始めとするガールズ達に告白したり
愛を語り始める生徒が続出し、彼等の想いを特等席で長々と聞かされてしまう羽目になった・・・
三沢君が最後に『お疲れ様・・』っと労ってくれたのが凄い嬉しかった・・・。
・・・んで今は女子寮です。(少なくとも心は)男の俺が入っていいのかと思うかもしれんが
生憎そんな気力は残ってない・・・寮長の鮎川先生に挨拶するのが限界だったぜ。
そして女子寮での歓迎会、見渡す限りのキャッキャウフフな会話に入っていく気になれない・・・
やっぱ男と女じゃ話す内容が全然違うね、俺は大人しく隅でジッとしとくか・・
「あらっ、貴女は歓迎会に参加しないの?」
・・・結構、目立たない場所を選んでいたつもりなのに何でバレるかなぁ?
俺より身長が一回り程高い金髪女子、男前ヒロインこと天上院明日香さんと・・・
後ろの2人誰だっけ? 顔は覚えてるんだけどなぁ・・・
「いえ十分に楽しませて頂いております。何分、こういった場には余り慣れておりませんので・・」
「ふふっ、そんなに畏まらなくてもいいわ。私は天上院明日香、これでも貴女と同学年よ。」
「・・・そうでしたか、てっきり上級生の方かと・・」
実際に会ってみると威厳って言うの? 人を惹き付けるカリスマみたいのあるよね、この人・・
「だから私の事は気にしなくていいわ。普通に接してくれた方が私としても嬉しいしね。
宜しく頼むわね、『斎藤瑞樹』さん♪」
「・・・?・・どうして、私の名前を?」
「ふふっ、だって貴女・・炎城プロが新しく結成したチームに入ってた子でしょ?
テレビでも何度か映ってたわ。」
確かに学費目当てに炎城さんのチームに補欠として参加してたけどマイナーリーグだぞ?
メジャー所ですらない場所が放映されるモンか?
「それは貴女が入っていた頃の話でしょ? 今の炎城プロと言えば飛ぶ鳥も落とす勢いで
メジャーリーグに返り咲いたプロデュエリストなのよ」
あ〜、そう言えば・・・息子さんに良いトコ見せたいからデッキの調整手伝ってくれって頼まれて?
やってる内に楽しくなってきて終いには『マジエク帝1Kill』だの『ゼロ帝』やってたっけ・・
この世界の人にOCG知識与えるとこうなるのか・・・テスタロスも自力でメガ進化してたし・・
「その炎城プロがね?インタビューで答えていたのよ。貴女と出会ったお蔭だって・・・
それで普段は放映
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