第117話 修業は順調のようです?
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身体強化をしつつ六属性付与するが、戦術魔法並に
魔力を喰う上に効果時間も短い。が、それを『闇の魔法』でカバーしたようだ。
それも、六属性を扱えるネギであるが故に可能な事。効果は何だったか・・・?
「"ラステル・マスキル・マギステル! 『天壌歌舞する天上の拳』!!"」
ドゴォン!!
「ああ、関連属性魔法の詠唱破棄のデメリット無効か。だが落第、使い方が違う。」
「くっ……!"『熾使よりの天剣』!『解放・術式融合』!!"」
中距離から雷拳で動きを止め、近接に持ち込みたかったようだが、失敗するやいなや距離を
取り、巨剣と巨雷槍を融合させ、投げつけて来る。
・・・こ奴、器用で頭も回るのに、ガンドルフィーニ並に頭が硬い。
「"天器『神も射殺す大いなる牙』!!"」
ガウンッ!
その魔力を馬鹿食いする戦術魔法二発分を使った超威力の武装魔法を、惜しげもなく投げる。
そう、俺が、"武装魔法"として作ったのをまんまと使いながら、誤った使用法で。
何故だ、何故そこまで行きながら俺の考えが理解出来ないんだ・・・!!
ガシッ!
「な「こんの戯けがぁ!!」どぅぶは!?」
自慢の魔法を鷲掴みにされて動きが止まった所に、槍の横薙ぎを食らって吹っ飛んで行く。
全くなっていない。今の一撃を受けたのも、魔法の二つや三つが利かなかっただけで、容易く
心を揺すぶられる。
「お前は俺と修業している間、なーにを見ていたんだ!寝てたのか!?普通、数か月もいたら
師匠の思考の方向性くらい分かんだろ!?」
槍を肩でトントンしながら近づくと、色々開いた口が塞がらないようで、アホ面引っ提げて
こっちを見ている。くそ、何故こんなにイラつくのか。だが今はぶつけずにいられん!
「まずは『天壌歌舞する天上の拳』と『熾使よりの天剣』!分類は!?」
ダン!
「は、はい!?せ、戦術級武装魔法……でしたけど……。」
「では戦術級魔法、及び武装魔法とは!?」
ダンダン!
「はい!三個中隊以上、若しくは戦艦を落とす、一発で戦況の優位性を上げられる魔法です!
武装魔法とは、鎧や武器のように自分に装備させ、強化魔法程ではありませんが持続力のある
魔法です!」
「ならこの二つの魔法の運用方法は!?」
「ま、魔力を注ぎ続けて持続させるのが基本運用ですが、戦術級なだけあって消費が――」
「オォンドゥルアァ!どうしてそこで諦める!?」
「すいません!?」
なんだか何時
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