ペルソナ3
1972話
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いや? ただ、どうすればゆかりがハイレグアーマーを着てくれるかって考えてるだけだよ」
「あのねぇ……いい加減諦めなさいよ」
不満そうに言ってくるゆかりに、俺は絶対に諦めないと告げる。
もしホワイトスターに戻れば、レモン達にハイレグアーマーを着せて夜を楽しむ事は決定事項だ。
……さて、その時ゆかりだけがハイレグアーマーから逃げられるかな?
取りあえず、そんな素敵な未来の為にも出来るだけハイレグアーマーの数を揃えておかないとな。
「ちょっと、何か妙な事を考えてない? こっちを見る視線が気になるんだけど」
「いや、何でもない。それより、封印の階まで来たんだから、そろそろ戻るとしないか? 別に明日学校がある訳じゃないけど」
「……そうね」
ちなみに、当然の事だが夏休みになったからといって、本当の意味で遊んでいられる訳ではない。
夏休みの課題が出ているし、それ以前に高校2年の夏休みともなれば、当然のように受験という言葉が関わってくる。
……まぁ、俺の周囲で勉強を必死に頑張ってる奴とかは、まだいないが。
俺は元々進学するつもりはないし、ゆかり、有里、山岸は進学するにしても今の成績があれば余裕だろう。勿論進学したい大学にも寄るが。
順平、友近、宮本の3馬鹿は……うん、まぁ、何とかなるだろう。
他の2人はともかく、順平は影時間の解決に協力した……もしくはまだ解決してない場合はしているかもしれないが、桐条グループからの推薦でなんとかなりそうな気がするし。
そんな風に考えつつ、俺とゆかりとコロマルはエントランスに向かうのだった。
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