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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
13.始まり?は白日の下に
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いうこと?」
あ、なんか飲む?
じゃあマックスコーヒーで。
なんて会話も挿んだこともここに明記しておこう。
俺は一口マックスコーヒーを呷る。
「だってそもそもお前のこんな無茶なバイトを始めたのも自分の学費を稼ぐためだろ?」
なっ!と驚き絶句している。
仮にもうちは指定校だからな。早い奴はもう来年の準備をしている。この夏には予備校に行こうなんてやつもいるだろう。だが、大志が今年から塾に通い始めたため、おそらく川崎家にはその金がない。それを自分で捻出しようとしたのだろう。
「なんでそれを。てか何を根拠に言ってんのよ」
「家も今年に一気に上がったからな」
家の学費、ていうかあらゆる金銭の勘定は俺と総司の二人で行ってる。
そして今年、大志と同じく小町も受験だ。
こう言っちゃなんだが小町の頭は少しお粗末なところがある。俺と総司の時は総武の一個上のランクを目安に勉強していたし、その頃は雪ノ下もいた。今もそうなんだがこの三人での勉強が生み出すシナジー効果が凄まじいのなんの。そんなこんなで俺や総司の時とは事例が違うため今回は万全を期すことにしたのだ。週2で塾に行かせ、エースをねらえならぬ主席をねらえを決行したところ。バカにならないほどの出費になった。生活が厳しいというほどではないのだが普通に焦ったからなあれ。
「でだ。俺の代案ってのがだ、スカラシップだ」
「……なにそれ?」
「奨学金、またはそれを受け取る資格のことだ。成績が一定以上必要だが、まあそれはパンフレットとかに書いてるだろうからもらって読むといい」
「じゃあ、これでバイトしなくてもいいの?」
「取れればな。てかやめとけ。スカラシップどころじゃなくなるぞ」
下手をすれば受験に関わる。推薦とかをもらえなくなったらそれこそ一大事だ。
「……何でここまでしてくれたの?あんたと私なんて今日初めて話したぐらいなのに」
本当によく会話続いたな。ってそうじゃなくて!なんで、か。
「『せめて子供の夢ぐらいは守ってやろう』ってな」
「フフッ。なによそれ。てかあんた私と同い年でしょ」
「昔親父が言ってたセリフだよ。もう死んじまったけどな」
「……なんかごめん」
「別に。俺から言ったんだしな。それにそれこそこの町の子供たちの夢を守って死んでったんだ。未練はねえだろうよ」
「ボーダーだったの?」
「いや、警察だよ」
この話題出すとみんな勘違いするんだよな。まあ素手でネイバー殺すなんてことしてるからな。うん。
俺はグラスのマックスコーヒーを飲み干し立ち上がった。
「ごっそさん。まあ、やめさせに来た俺が言うのもなんだが引き続き頑張れよ」
『じゃあ、もう大丈夫なんだね!お兄ちゃん!』
「ああ。話した感じバカ
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