4.秋
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スだったのだが……まぁいい。いい風に捉えてくれて、私の方こそ感謝だ。
「だが収穫の時は、甘酸っぱいみかんを期待しているぞ」
任せて欲しい。今年の実も、あまずっぱく、最高の状態に仕上げてご覧に入れる。
「……フッ」
まるで私と言葉を交わすことが出来たかのような、そんなやり取りを経て、ロドニーはいつもの元気を取り戻して戻っていった。
さて。ロドニーとの約束もある。今年はせいぜい、あまずっぱい実に仕上げてみせよう。去りゆくロドニーたちの背中を見守りながら、私は再び、果実たちに栄養を蓄えるべく、お日様の光を存分に浴びて、光合成に勤しむことにした。
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