第14話 君の側に!
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「どうして謝るんですか?」
ヴィヴィオはガイに聞いた。
「お前を危険な目に遇わせて」
ガイはそう言って下を向いた。
かつて守ろうとした二人の友人も命を落としてしまっている。
全部自分のせいだとガイは悔やんでいた。
「勝手に決めないでください!」
ヴィヴィオはそうガイに近づいて言った。
「ヴィヴィオ?」
ガイはヴィヴィオを見た。
「私やアインハルトさんやリオやコロナが勝手にガイさんの周りに付いて楽しんでいたんです!私はガイさんに出会えてすごく嬉しかったです。ガイさんは私にとってとても大切な人です!」
ヴィヴィオはそう言ってガイの両手を握りながら笑顔で言った。
「ヴィヴィオ・・・」
ガイはその言葉に涙を流した。
「ガイさん?」
ヴィヴィオはどうしたらいいか解らないでいた。
「ありがとう、生きていてくれて!」
ガイはそう言ってヴィヴィオに抱きついた。
ヴィヴィオは今この時気付いた。
自分は歳が離れたガイに恋をしているんだと。
ーーーミッド大学病院ーーー
リオとコロナとアインハルトはアスカとダイゴからオーブの攻撃命令を聞いて反論していた。
「まだオーブは敵と決まった訳じゃありません!」
アインハルトはそうアスカに言った。
「俺だってそう思いたいさ、だがオーブはミライを重傷にまで追い込んだ!だからオーブは敵になっちまったんだ」
そうアスカは3人に言った。
「そんな」
アインハルトはその言葉に下を向いた。
「3人とも!!」
後ろからフェイトが走って来た。
「フェイトさんどうしたんですか?」
コロナはフェイトに聞いた。
「ヴィヴィオが病室から消えた!」
そうフェイトは3人に言った。
「えっ!」
ーーーミッドの山ーーー
ヴィヴィオとガイは山から降りようとしていた。
だが。
「見つけたぜ!ガイ!」
空からカオスオブモンスがゆっくりと地面に降りてきた。
「ヴィヴィオこれを持っていてくれ」
ガイはオーブニカをヴィヴィオに渡した。
「ヴィヴィオ、もし俺がオーブに変身したら前にオリヴィエとクラウスの墓の前で歌った歌を歌ってくれ」
そう言ってガイは走り出した。
「ガイさん!」
ヴィヴィオはオーブニカを両手に大事そうに持った。
ーーー森林ーーー
「俺は闇を怖れない!ヴィヴィオのくれた優しさで闇を包んでみせる!」
そう言ってガイはオーブリングを片手に持ちながら二枚のカードを取り出した。
「ゾフィーさん!」
[ゾフィー!]
『ジュワ!』
左にゾフィーが出現
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