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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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その後サトシ達は広間で
シルフとの戦闘に対して戦略を練った後、
それぞれが眠りについた。


そして翌朝、サトシ達はカツラとマリナに
手紙の内容を伝え、セキチクシティに
向かった。アークのテレポートで
一瞬で街に着き、シルフ社員を
警戒しながら赴いた矢先
サトシ達は地図を当てに何とか
ミドリ主任と2代目会長のいる
元ポケモン大好きクラブ本部に到着した。
又、正面の入り口が封鎖されていた為、
サトシ達は本部の裏口から入る事にした。





セキチクシティにて





サトシ:「ミドリ主任のいる本部はここか」



タケシ:「15年前はポケモン大好きクラブ。
その後は旅館を経営していたみたいだったが、
看板がしまってあるとこを見れば
シルフの計画を境に旅館を閉めたんだな。
正面の入り口も塞がってたし」


ヒカリ:「こんな街中にどうどうと
組織を構えるだなんて、大丈夫なのかしら」


ヒロシ:「それは扉を開ければ分かるさ。
行こうサトシ」


サトシ:「そうだな」


ヒカリ:「ねぇタケシ。
さっきから思ってたんだけど、
その手に持っている花束はどうするの?」


タケシ:「それは扉を開ければ分かるさ。
行こうサトシ」


サトシは裏口からドアを開けた。


サトシ:「お邪魔しまーす」


ストライク:「ストライィク!!」


サトシ:「うわ!」


ズバァ!(タケシの花束)


タケシ「ああああ!!」


ドアを開けた瞬間ストライクが
出迎え、サトシ達に両手を振り回した。


ヒカリ:「ちょ、ちょっと何!?」


ヒロシ:「俺たちを敵だと思ってるのか!」


ストライク:「ストライィ!」

ブンブン!!


サトシ:「っ!やめろストライク!
俺たちは敵じゃない!」


ストライク:「ストライィ!!」

ズバッ!(ヒカリのスカート)


ヒカリ:「あああああぁ!!」


サトシ:「ヒカリ!」


よほど全力なのか、
ストライクは目を閉じるほど
がむしゃらに鎌を振り、
ヒカリのスカートに傷がついた。


サトシ:「ヒカリ!怪我は無いか!?」

バッ!(スカートをめくり確認するサトシ)


ヒロシ:「おい!サトシ!」


ヒカリ:「いやぁあぁ!バカ!!」


バチーン!!


ストライク:「ストライィィ!!」


タケシ:「花が、、ミドリ主任に渡す為
朝早くからトキワの森で摘んできた花が、、」




ヒロシ:「くっ!!やめるんだストライク!」


ヒロシがモンスターボールを取り出すと、、

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