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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第四十一話
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「いや、そもそもつける話も何もねぇよ」
「む?そうなのか?」
それはそうと…
「随分となつかれたな」
エレンちゃんとリムアリーシャちゃんが箒の手を握っていた。
「まぁ…な」
いやぁ…癒されるわぁ…
「ヴィッサリオン、そろそろ戻った方がいい」
箒をはさんでいる二人はどことなく眠そうだった。
「そうだな…エレン、リム、フィーネ戻るぞ」
「んー…」
「はい…」
二人が眠そうに返事をしてフィグネリアはそれを見て笑っていた。
「じゃ、俺と箒も戻るから」
位相変動をディキャストしてカフェを後にする。
「一夏、何を話していたのだ?」
「ヴィッサリオンの勤務態度とか?」
「そうか」
と箒はぶっきらぼうに答えた。
「意外に素直だな」
「あの二人の両親が悪人とは思えん」
「それもそうだ」
箒も間接的とはいえシルヴヴァインを信用したようだ。
護衛と対象の信頼関係は大切だ。
ああ、護衛といえば…
「明日アイツどうすんだろ?」
「明日?」
「ヴィッサリオンだよ」
「さぁ?」
ま、いいか。アイツの事だ。上手くやるだろ。
それにしても…
「明日が姉さんの晴れ舞台か」
「楽しみか?」
「もちろん」
「シスコンめ」
「褒め言葉として受け取っておこう」
さて…何も起こらなければいいのだが…
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