暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica9-Aザンクト・ヒルデ魔法学院・学院祭〜Festival〜
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お礼を述べて受け取って、他のお客さんや生徒の子たちの邪魔にならないように気を付けながらパンフレットを見る。
「ヴィヴィオ達の出し物って、3年生全クラス協同で開く喫茶店だよね」
「うん。えっと、パンフレットに詳しく載ってるはず・・・」
3年生の協同喫茶は、ちょっとしたゲームを催してる。学園の敷地内に散開してる特別な衣装を着た生徒を見つけて、スタンプを押してもらう。押してもらった数だけ喫茶店でサービスを受けられる、とのこみたい。
「そのスタンプを押してもらうカードって、どこで貰えるのかな・・・?」
「3年生からなら貰えるんじゃね?」
なのはにヴィータがそう答えて、「ちょっと聞いてみっか」って仮装してる子に話し掛けようとした時、「あー!」って聞き覚えのある声が離れたところからした。そっちを見れば、オレンジ色のビスチェワンピース、半透明な羽、花冠といった妖精のような格好をしたヴィヴィオが「ママ〜!」って駆け寄って来てくれた。
「「ヴィヴィオ〜♪」」
「皆さんもいらっしゃーい♪」
笑顔全開のヴィヴィオがはやて達にお辞儀した後、「あ、ポイントカードです!」ってウェストポーチから2つ折された手の平サイズのカードを出した。ヴィヴィオの説明だと、1枚につき2人までサービスを受けられるとのこと。カップルのお客さんを考えての設定みたい。私となのは、アリサとすずか、はやてとルシル、シャルとシグナム、アインスとリイン、シャマルとヴィータ、アイリとアギトの7枚を受け取る。ちなみにザフィーラは子犬フォームだから必要ない。アルフやユーノも連れて来たかったけど、どっちも予定があって断念。
「それでは皆様、St.ヒルデ魔法学院学院祭を楽しんでいってください♪」
手を振ってくれるヴィヴィオに「ありがと〜♪」と手を振り返して見送った後、まずはどこから行くかをみんなで話し合う。はやてが「フォルセティも今は喫茶店にはおらへんって話やし、喫茶店はお昼までお預けやな」って唸った。
「こう固まって回るより、おのおの気になったところから回るのも良いんじゃない?」
「はやてちゃん達は学院のお知り合いに挨拶に行きます?」
「そうやな〜。シャマルの言うとおり先生方に挨拶でもしに行こか〜」
「わたしも知り合いのシスターに顔を出しに行くよ。シグナムはどうする? 他の子に付いてく? 合流するまでカード預かろうか? シグナム、スタンプを押してもらいに行くキャラじゃないし」
「そうだな。お前に任せる」
シグナムからカードを受け取ったシャルは、「んじゃ、また後で〜♪」って手を振りながら、中等科の校舎へ走って行った。そういうわけで、私たちもそれぞれ学院祭を見て回ることになった。
「じゃあ私とフェイトちゃん、はやてちゃんとル
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