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翠碧色の虹
随筆十二:人は何の為に生きてるの?
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、どっちにするか決める! 鍵が開いてたとしても、よほどの事が無い限りなんともないよ」
七夏「・・・だといいのですけど」
心桜「ま、なんかあった時は自己責任だけど」
笹夜「まあ、そうならないように、出掛ける前にしっかりと確認したいですね♪」
心桜「だねっ! んで、確認する為に家に戻ると、大抵鍵閉まってるんだよね!」
七夏「鍵を閉めた後に、指差し確認するといいかもです☆」
心桜「指差し確認!?」
七夏「はい☆ お父さん、よく指差し確認してます☆」
心桜「なるほど! 流石車掌さん!『鍵よーし!』今度からやってみよっと!」
七夏「くすっ☆」
心桜「んで、『人は何の為に生きているか?』なんですけど」
笹夜「既に結論は出ています♪」
七夏「え!?」
笹夜「自分の未来の為です♪ 心桜さんも、そう話されてます♪」
心桜「あたしは『死ぬのが怖いから!』って言っただけだよ!」
笹夜「同じ事です♪」
心桜「言い方ってヤツか・・・」
七夏「くすっ☆」
笹夜「大きな失敗をしてしまったりした時に『何の為に生きているの?』と、考えてしまう事もありますね」
心桜「ま、失敗の無い人生こそ失敗だと思うから、あんまり気にしない方がいいよ」
七夏「はい☆」
心桜「でもさ、今回のお手紙、一言だけさらっと書いてくる。そんなドライな所、妙に好感が持てるよ!」
笹夜「心桜さんは、とてもさっぱりとお考えですね♪」
心桜「今を楽しく生きる事! それでいいよねっ!」
七夏「えっと、リンスーハットさん☆ ここちゃーみたいに楽しくなる事を、沢山考えてみてくださいね☆ お便り、ありがとうございました☆」
心桜「つっちゃー、急にたたみかけたねー」
七夏「そうかな?」
笹夜「七夏ちゃんも、しっかりしている所がありますから♪」
心桜「確かに、今回だらだらと話してるだけって、随筆だから別にいいって事だよね!?」
七夏「くすっ☆」

随筆十二 完

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随筆十二をお読みくださり、ありがとうございました!
本編の方も鋭意制作中ですので、どうぞよろしくお願い申しあげます!

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