25 教科書は捨てずに持っておきましょう。
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の世界を、どうして享受し、のうのうと生きていける!?
オレはソイツが腹立たしくてならねェ!」
ごめんなさい、晋助。
そして皆。
謝らねばならないのは、私の方だ。
_「高杉…オレとて、何度この世界を更地に変えてやろうと思ったか知れぬ。だがアイツが、それに耐えているのに。ヤツが、一番この世界を憎んでいるはずの、ヤツが耐えているのに…オレたちに何ができる?
オレにはもう、この国は壊せん。
…壊すには、ここには大事なものができすぎた。
今のお前は、抜いたやいばを鞘に納める気を失い、
ただいたずらに破壊を楽しむ獣にしか見えん。
この国が気に食わぬなら、壊せばいい。だが江戸に住まう人々ごと破壊しかねん貴様のやり方は、黙ってみてられぬ。他に方法があるはずだ。犠牲を出さずとも、この国を変える方法が…
松陽先生もきっとそれを…」
といったところで、ふと気配を感じて見上げると、万斉と春雨の団員2人が立っていた。
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