第八十三話 オフレッサー家襲撃
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負けんわ!」
55歳とは思えない軽やかなステップで戦斧を操り、敵の手足をへし折り行動不能にしていく。
それでもめげない襲撃者達は隙を突いて突っ込んでる。
「ウヘヘヘ其処の巨乳の彼女、僕と良いことしようよ」
「あら、あら、あたしのこの胸は旦那様の為にあるのよ」
「えへへへ。なら俺がご主人様になってやるよ」
突っ込んで来る変質者、もとい襲撃者。
「おいたは駄目ですよ」
鋭い動きで峰打ちで延髄を叩き、返す刀で手足をへし折る。
動く姿はまるで戦女神である。
突然、横の窓からも襲撃者が進入してきた。
「ウヒャヘヤッジャヤヒャ。ツルペタツルペタ、ジュルジュル」
ズザンナに向かって突入してくる。
ズザンナは自分がある一点が平均より発育が不良な為悩んでいたのに、
ツルペタなど言われ、凄い怖い目で襲撃者を睨み付けた。
「あ”・・テメー殺す!!」
そう言うと、戦斧を振り回し襲撃者に叩きつけた。
一発で骨折する襲撃者達。
「うああああ、痛い痛いいい!!!」
のたうち回る襲撃者達。
他の3人もそれぞれ襲撃者を叩きつぶしていく。
「あらあら、血反吐を吐いて汚れてしまいますわ」
「コラ!テメー死ね!!!」
「こんなモノ叛徒共に比べたらへでもないわ!」
ヴァーリアがにこやかに戦い、ズザンナが切れまくり、バウムガルテンが吠えまくる。
襲撃者は全く統制が出来ずにバラバラで攻めてきたが、
40人全員が僅か6人によって壊滅させられた。
時間にして僅か35分。
的確に殺さずに、動けないようにした為時間が掛かったのである。
殺していれば、遙かに早く行けたのである。
同日午後11時30分
襲撃者40人はオフレッサー家内で完全に戦闘不能で倒されていた。
支援犯は未だ支援を続けていたが、間抜けなことに連絡は自分たちのジャミングで届かない為に未だ支援をしていたのである。
クラーマー中将が口封じの為に襲撃者を収監するべく準備させた憲兵隊は、まだかまだかと苛ついていた。
同日午後11時33分
士官学校のオフレッサーの元へ、自宅が襲撃されたとの第一報が入った。
オフレッサーは慌てる部下を尻目に準備を始めた。
「フン。夜討ち朝駆けとは小賢しいわ。しかし儂の家を襲うとは、馬鹿か!」
「閣下、悠長にしている暇は有りませんぞ。速攻全員で向かいましょう」
「ハハハ、卿は儂の家族をよく知らんからな、賊が1個中隊いても平気だ」
そう言いながらも、頭には来ているオフレッサーである。
「連れて行くのは、分隊で良い!」
「はっ」
部下が出て行き準備をしながらオフレッサーは思う。
バウムガルテンが居るから、ヴァーリアもズザンナも無茶はしないであろう。
余りやり過ぎ
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