暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第三十五話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
タッシュケース、そこから取り出されたのは鈍く光る…ISコア。

そしてそのコアが背中に嵌め込まれ、カバーをかけられた。

「皆さん、俺はこれからISを起動させます!
さぁ!世紀の瞬間をご覧あれ!」

そう、言った彼はとても嬉しそうだった。

やがてカウントダウンが行われ…

ISが起動した。

「皆さん!これで俺は!この身一つで大空を…」

しかし、次の瞬間、彼の顔は激痛に歪んだ。

「あ!がぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁ…!」

突然胸を抑え、彼は苦しみだした。

「あ!がぁ!ぎゃぁぁぁ!」

ゴプッ!

嫌な音がして彼は血を吐いた。

空軍基地に怒号が飛び交う。

プシッ!

皮膚が裂け、血が噴き出す

やがて、彼は…

「あ!がぁ!ガハッ!ぎぁ…」

その場で体を弓形に反らし…

「ぎ!ギャァァァァァァァ!」

パァン!

最後の悲鳴上げ、木端微塵に吹っ飛んだ。

そこでようやく、中継がスタジオに戻された…







「一夏…」

「なんだい姉さん?」

「何故…失敗したのか…お前にはわかるのか?」

失敗した理由ねぇ…

「恐らくだけど…強度不足だろうな…アレじゃぁ…誰がやろうと粉々に吹っ飛ぶ…
そもそもISのエネルギーをインプラント程度で抑えようってのが無茶だったんだ」

インプラントに使われる素材は人体との相性を優先させるため、金属等は余り使われない。

恐らくだがあのケーブルはエネルギー伝導ケーブルをインプラント素材で覆った物だろう。

だとしても本来はもっと頑丈な素材を使う。

「だから箒には見せなかったのか?」

今、ココに箒は居ない。

現在時刻、23時33分。

あちら側はまだ昼だがこちら側はもう夜だ。

箒は先に寝かしてある。

「まぁ…そもそもマスプロダクト・コアを男が動かせないのは当たり前さ…」

「そうか…」

姉さんの顔はまだ少し青白い

「姉さん」

「なんだ?」

「今日一緒に寝る?」

「な、な、な、いきなり何を!?」

うーわ、すげー狼狽えてるんだけど…

わー…すっげぇ可愛い」

「にゃ!?」

ん?どうかしたのかな?

「いや、あんなグロ映像見せられたら夜眠れないでしょ?
姉さんって幽霊の類いあんまり…」

「い、いや!大丈夫だぞっ!?」

うーん…苛めたくなってきたな…

あ、そだ。

「そう、なら俺はもう寝るよ」

「そ、そうかっ!」

「お休み、姉さん」

「あ、ああ」

さーてと…

『ますたー、何考えてるの?』

『ちょっとしたイタズラさ』

メティス・サイトを展
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ