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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二十八話
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簡単に言えば背部スラスターにGNドライヴを四基仕込んだシナンジュ・スタインだ。

NTD?機体が吹っ飛ぶから装甲が開かないようシナンジュの外装なのだ。

俺はスラスターに推力を注ぎ、海中へ飛び出した。

そのままスーパーキャビテーション状態で浮上する。

水面にたゆたう月光めがけて…飛び出した。

「ポイントアルファへ向かう!」

後ろからバシャァン!と音がして白騎士…姉さんが出てきた。

『ポイントベータへ向かう!一夏、そっちは頼むぞ』

「わかった、姉さんもね」

『二人とも頑張ってね!トレイター!潜航用意!』

束さんの号令を聞きながら俺はポイントアルファ…佐渡島西南西40キロ地点へ向かった。

後続の姉さんは新潟、群馬、埼玉、東京を抜けて太平洋上へ。

『ますたー、ロシアからの通常巡航ミサイル到達まで三分。
中国ミサイル到達まで二分だよ』

「わかった……黒炉の魔剣<セルベレスタ>起動!」

俺は一つの武装一体型CADを起動した。

魔法、及びCADの名称は黒炉の魔剣、某学戦都市の主人公の剣だ。

もちろんこの世界にはウルム・マナダイトどころかマナダイトすら無いので魔法で代用だ。

魔法の効果は任意のエリアに熱を封じ込めブレードにすると言うもの。

更に周囲から熱を奪い続ける。

なのでエリア内(ブレードその物)は超高温だがその周囲は熱を奪われ超低温になるのだ。

簡単に言えば、インフェルノの高温部分をブレード状に整形しているのだ。

更にその性質上爆発等の中に放り込むと威力(温度)が上がる。

ミサイルを斬りまくるような今回の件にはピッタリだ。

信管だけ斬れって?それじゃぁインパクトが無いだろう?

今回は可能な限り派手にやらないと。

『ますたー』

「ハイハイ、見えてるよ…セカンド・フェイズ開始!」

丁度正面から迫る鋼の槍。

亜音速で飛来するそれらを…

一薙ぎで叩き落とす。

そして一瞬遅れて大音響が鳴り響いた。

「ん〜今ので何発落とした?」

『30くらい?』

そして先とは別の方向からもミサイルが飛んで来る。

「さぁて!今度はコイツだぁ!」

黒炉の魔剣を握ったまま、左手に量子展開したのは。

「ハッハァー!これでも喰らえやぁ!」

フィィィィィィィン……

とモーターが回るような音がして銃口、否、砲口と呼ぶべき物の前に莫大なエネルギーが集束される。

「ギロチン……バースト!」

目も眩むような光の奔流がミサイルを呑み込んだ。

『いきなりGNバスターライフル使って良いの?』

「大丈夫、ストック分の1%も使ってねぇよ」

『あっそ』

そし
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