第四章 暗闇の亜空間
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。
「マ、マイネームイズ、あつこ」
なぜ英語なのかは分からないが、とにかく彼女はそう名乗ると、強張った笑みを顔に浮かべた。
「う……う」
後ずさる定夫たち。
と、突然くるり踵を返した。
「うわあ!」
三人は同時に悲鳴を上げると、どどんと背中を押されたかのように全速力で逃げ出したのである。
いまにも泣き出しそうな、それは情けなくみっともない、恐怖の形相で。
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