暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター(仮)が超次元の女神たち+α(♂)と平穏に過ごすだけのお話(ウソジャナイヨ
好奇心猫を殺すというが、下手すれば猫どころか虎までも息の根を止めるんじゃないだろうか
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
なと思っていると、



ガシャン!



アイエフの部屋から大きな音が出た。


気になった俺は部屋に入り、中の様子を確かめる。


中は特に荒れている訳でもなく、大きな音が出たにしては逆に怪しい雰囲気だった。


すると不意に机の上にある開いた本を見つける。



誰のかは、解らないがどうやら日記のようだ、


見ないようにするが、開いたままなのでどうしても気になる。


本来見るものでないとわかっていながらも、つい覗いてしまった。



○月○日

今日もネプテューヌたちとクエストに行くことになった。
相変わらずネプテューヌは自由気ままにやってくれたせいで、お陰でひどい目にあった。



書き方を見る限りどうやらこの日記の持ち主はアイエフのようだ。

続きを見てみる。




○月×日

今日はネプテューヌだけでなく、藤ノ内さんという人とクエストに出た。
藤ノ内さんは、竜の骨でできた大きな剣を凄い力で振り回して、ランポスという恐竜を次々に倒していった。
そのあと天王星うずめという旅人を保護したのだけれども、それよりも藤ノ内さんを見るたびになんだか自分の様子がおかしいことに気づいた。




どうやら自覚はあるようだ。

ちょっと飛ばして読んでみる。





○月□日

今日はうずめが退院する日だ。うずめは恩返しのために藤ノ内さんの家に今日から早速居候を始めるようだが、つまり藤ノ内と一緒に暮らすということになるのだけど
・・・・・・・・・いや、書いていることに別に深い意味はない。とにかくこれからはうずめもクエストに同行することがあるのだろう。




なんだかちょっと怪しくなってきた。

再び飛ばして読んでみる。






○月☆日

藤ノ内さんに、紹介された加工屋に行って武器を取りに行った。
武器は自分で倒したドスランポスから藤ノ内さんが剥ぎ取ってくれた素材で作ったカタールだ。
想像よりも攻撃力が高く、使いやすい。
私はすごく気に入った。けどお礼を藤ノ内さんに言おうとしたら、彼はうずめと楽しそうに話していた。
頭まで撫でて、私はなぜか腹が立ってきた。けどよくわからない怒りをぶつけるのもいけないので、我慢した。
あの怒りはなんだったんだろう。






○月◎日

この日は、藤ノ内さんはうずめと共にルウィーへ出張に出た。
おかしい、彼はただの人間だ、それなのに上からの命令で出張なんて、よほどの熟練者じゃないとまず呼ばれないはず。
しかしそれ以前になぜうずめとまた一緒に出るのだろうか。家で家事でもやっていれば私が、彼と一緒に出張に行けたというのに・・・・・

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ