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未来から【タイム魔人】で現代日本にタイムトラベルした私
未来から【タイム魔人】で現代日本にタイムトラベルした私
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している。近い将来には国外進出計画も推し進めている、実業世界に全身どっぷりと浸かっている、頼りがいのある同棲婚の相手だ。
私達は、アルプス深層水で朝一度四粒の軟かい錠剤を、飲むだけなので、歯は全て退化してなくなっている。したがって、顔は逆三角になっている。
今は、雑多な人種がいて最貧国の一つとなっているアメリカ合衆国のNASAにあっ
た、エリアD51で、その昔【グレイ】と呼ばれていた可哀そうなエイリアンと、我々はとても良く似ている。
NASAとは、アメリカ航空宇宙局 (the National Aeronautics and Space Administration) の略で、昔のアメリカ合衆国政府内で、宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関だった。
将来の夢は、考古学に留まらず、形式科学、建築学、工学、自然科学、生命科学……などの分野ででも、ハーベスト賞(ノーベル賞よりも上位)を獲得し、博士課程専門大大学
で、将来、博士を目指している学生を前にして講義できる、マルチな能力を発揮することだ。でも、今のインド平均IQは百九十だから、私の講義についてこられるか、はなはだ心許ないが……。彼等のIQが低い原因は遺伝子レベルでの事象だから、私にはどうにもできない。そんな様々な懸念が頭をかすり、頻繁に情けなさが私を包むのだ。
私は、研究者として日本古代史を「日本歴史研究会」の専用のホームページに掲載している。しかし、小国の日本をわざわざ研究の対象に選んでいる学者は、私を含め多くはない。それだけに、私は誰からも認められる優れた研究成果を、何としても残したい。
「もうオネムの時間ですよー」
小型立体空間スクリーンに映る、夫の出張先から声とマッチョな姿を見て、彼が元気一杯であることを確信し安心した。彼のにこやかな顔は、日本古代史に関する文献に没頭していた私をほほえませた。夫の専門は理系で、PTUT(物理工学、宇宙物理生物工学、素粒子電波工学)を専攻していた。背丈も四メートル、体重も百九十キログラムと、私とほぼ同じ体格であり、医者から少しやせ気味だから、もっと栄養価の高いサプリを摂取するよう半年一度の集団検診では必ず言われる。
その後、私は、三時間の眠りに入ろうとした時だ。
左腕にはめているTT(時計兼映像電話)の呼び出し音が、軽やかに鳴っているので応答した。そのTTは、同僚のGINNBO PRO(ジンボ正教授)からだった。内容は、遂に時間遡行できる順番がきたことを告げる、私を小躍りさせる嬉しい知らせだった。
「明日、デリーの大大学の九千九百九十九会議室で、貴女が待ち望んでいた時間遡行について打ち合わせをします」
彼は要件だけを告げると、いつものように一方的にTTを切った。
私は、アーンドラ州
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