311部分:第二十三話 告白その十二
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素晴らしいものとのことです」
「確かお茶には」
「ビタミンというものが多くあるのです」
「ビタミンですか」
「身体を健康にするものです」
簡単にだ。義正はビタミンについてこう説明した。
「それが抹茶には多くあるのです」
「だからですね」
「はい、ですから」
「二人で飲んで」
「身体を労わりましょう」
その為にもだ。抹茶を飲もうというのだ。
それを話してだった。義正は。
真理のその白い手を取った。そしてであった。
真理も受けてだ。立ち上がった。そのまま。
「洋室ですが宜しいですね」
「御願いします」
お互いにだ。笑みで言葉と心を交えさせて。
茶、その日本の茶を淹れてだ。二人で飲んだのだった。それは西洋の中でもだ。確かな日本の味がそこにはあった。それが真理の心を和やかにもさせた。
第二十三話 完
2011・8・30
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