暁 〜小説投稿サイト〜
十六夜咲夜は猫を拾う。
第9話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
白夜白夜!私はフラン、フランドール・スカーレットよ!よろしくね!』
『フ、フランさん…?』
『さんはいらないの!フランって呼んで?』
フランの無邪気さに翻弄される白夜。
『フラン…よろしくお願いします』

『ねぇねぇ、白夜と遊びたい!あなたの能力で、私を楽しませてみせてよ!』
『えっ…で、でも』
『だめー…?』

戸惑う白夜に、咲夜がひっそりと耳打ちした。
『…大丈夫、小さな事でいいから。1回だけやってみて』
咲夜は止めなかった。実を言うと咲夜もレミリアも、皆がその能力を見てみたかったのだ。
どれほどの威力なのか、どれほどの規模までできるのか…

『…わかった。じゃあ…』

白夜がすっと小窓を見上げた、その刹那。

『え……っ!?』

降っていた雨が一瞬にして止み、雪となった。

『ゆ、雪…?私、止ませようと思っただけなのに…』

しかもその雪は白ではなく青色をしていて、
たちまち猛吹雪となった。

『え…』

『…まずいわね……霊夢が異変解決に来るかもしれないわよ……』
レミリアと咲夜、白夜は深刻な表情をしている中、
フランはただ1人だけ、とても目を輝かせ窓を見上げていた。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ