第六話 -小学校卒業までの色々-
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取りにこの後苦労した。
紅葉とは次またどこかのパーティで会えるかな?大岡家は名家だしね。まあ、めぐりあわせに任せよう。
―
印象深い出会いがあった秋が暮れ、冬が来て春が到来し俺は五年生になった。しばらくは何事もなく平穏無事に過ごしていたがとある日、大きな変化が起きた。蘭ちゃんが空手の日本チャンピオンの前田聡さんの試合を見て憧れを抱いたらしく空手を習いだした。蘭ちゃんが!空手を習いだした!ここからあの達人になっていくと思うと何やら感慨深い……というか11歳で初めて原作であの強さって毛利家も大概ハイスペックだよな。料理の腕も俺が教えた影響か普通にお店開けるレベルだしね。
そして、特に何もなかった六年生を過ごし…俺たちは帝丹中学へと進学した。
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