暁 〜小説投稿サイト〜
名探偵と料理人
幼少期〜少年期
第四話 -工藤新一少年の冒険-
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みたいに思ってる龍斗が……今はコワイ。

「私かい?私は君の兄弟だよ。いや弟というべきかな?」
「弟!?」
「ああ、少々歳は離れているがね……」

何言ってんだコイツ!?ともかくオレ達だけじゃだめだ。

「おい、警備のおじさんを連れてこい!!早く!!」

とにかく、蘭だけでも逃がさないとっ!!ごめん、龍斗!!

「あれ、開かないよ!!」
「な、なんだと?!」
「無駄だよ、その扉には私の言いなりだ。私の言う事しか聞かないのさ……」

くっそ、どうしようもないのか。それからオレはこの男が言う挑戦を受けることにした。血が好きなんていってナイフを出してくるやつだ。三人で助かるには受けるしかない……

「ふっ。それでこそ工藤新一。私の兄だ……」

そういうと、男は袋を放り、ナイフを投げてっっっっ!!?

「龍斗!?」
「な!!?」

今まで一言もしゃべっていなかった龍斗が、袋を貫通したナイフがこっちに飛んできた瞬間俺たちの前に出て、ナイフが龍斗に……!!龍斗!!











「龍斗!?」
「な!!?」

男がナイフを投げた瞬間、俺は二人の前に出ていた。ナイフの軌道は俺達三人の隙間を抜け、誰も傷つけない軌道だった……子供がびっくりして体を動かしたりしなければな!!

「ねえ、お化けさん。俺みたいに突然割り込むような子供がいるかもしないよ?子供は時に大人の予想できない動きをしたりするからね……」
「君のように……かい?それにしてもまさか私の投げナイフを指二本で受け止めるとはね」

そう、お化けさんの投げたナイフは割り込んだ俺の首元で止められていた。柄の部分を俺が人差し指と中指で挟んだ状態で。おそらくは壁に刺さったナイフに注目している間に消えようとしたんだろうが……

「その、体に仕込んでいる煙玉を使って消えるんだったら俺は何もしなかったよ。火薬のにおいがプンプンしてるよ?だけどね、そうせずにこいつらに凶器を向けた。それは、ダメだ」
「ッッッ!君は……これはとんだ虎の尾を踏んだかな?」

虎の尾?ああ、そうかもな。だが踏んだのは龍の尾だ!!

「ハッ!」
「!!」
ボフン!!!

袋をナイフから抜き、そのままノーモーションで男に投げ返した。殺す気はなかったし、ナイフは天井に突き刺さっているからおそらくは顔をかすめるくらいはしているだろう男はナイフを投げたと見るや否や、煙玉を使ってこの場から逃走していた。今は……校庭を横切っているか。心拍数も上がっている。まあ十分脅かしにはなったようで何よりだ……うわ、刺さったナイフ、柄しか見えないって彼が避けてなかったら割とやばかったかも?俺も冷静じゃなかったってことか。反省しなければ。

「ふう。二人とも大丈夫?」
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