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前世の知識があるベル君が竜具で頑張る話
ぎるど
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いや、これはアイズの為でもあるのでな」

そう言われてしまえば、受けざるを得ない。

「は、はい。よろしくお願いいたします。
アイズさん」

「ん」

と短い返事が返ってきた。

「エイナ。指導室を独占してしまってすまなかったな」

「いえいえ、まぁ、リヴェリア様がいらっしゃらなくても、多分私がベル君を指導していたと思います」

「道理だな」

これから帰るのか…

あれ?僕の部屋ってどうなるんだろう?

「ベル…ベル」

「は、はい」

「いくぞ」

「はい。帰るんですよね?」

「いや、まだ帰らない」

「え?」

「この後少し寄る所があるんだ」

「寄る所…ですか?」

買い出しかな?

「豊饒の女主人という酒場だ」

酒場?

「まぁ、来ればわかる」

そうして、僕はリヴェリアさんとアイズさんに連れられて酒場へ向かった。
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