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インフィニット・ゲスエロス
14話→社長の真意と始まりの鐘A
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が行うと同時に、報復行為を行う可能性の高い企業は俺が正体不明のテロリストとして処理します。リストアップを」

その言葉に、社長は我が意を得たりと言わんばかりに笑った。

「やはり君は最高だよ。山田太郎君」

「…………ありがとうございます。で、貴方の望みはそれだけでよろしいので?」

確認する太郎に、社長はまるで教え含めるようにこう返した。

「まずは目の前の事からだよ。太郎君。何、安心したまえ。私の望みは決して君の望みの邪魔にならんよ…………そもそも、もしそうなら、既に自分は殺されている。そうではないかね?」

君の恋人に、と言外に伝える社長に、太郎は苦笑で返した。
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