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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第14話『出張任務 3』
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 こうして、別れの挨拶を交わし転送ポートでミットに戻った。
 その後…。


カズマ「なんか、眠れん」


 どうも、目がさえてしまってなかなか寝付けない…ったく、明日も朝から訓練だっていうのに…。


カズマ「はぁ〜……しゃ〜ない、少し散歩でもしてくるか」









 ◇◇◇◇◇









なのは「あれ?カズマくん」

カズマ「あ、なのはさん」


 一人海岸側を散歩しているとなのはさんが声を掛けてきた。
こんな夜遅くに何やってるんだろうかこの人は……ま、俺も人のことは言えないか…。


なのは「何やってるの?こんな夜中に」

カズマ「あ、いや。ちょっと寝付けなくて軽く散歩してたんですよ。なのはさんこそどうしたんですか?」

なのは「私も似たようなものかな」

カズマ「そうなんですか。あ、良かったら一緒にどうです?」

なのは「うん、それじゃあそうしようかな」


 そして二人で並んで歩き始めるがその間も俺となのはさんは無言……が続いていた。
なんか、気まずいなぁこの雰囲気、どうしたものか………あ、そう言えば。


カズマ「な、なのはさん」

なのは「ん?なにかな?」


 露天風呂での事、事故だけどキチンと謝らないと。


カズマ「あの、露天風呂での事なんですけど…」


 そう言い出すと、なのはさんの顔が赤くして立ち止まる。


カズマ「本当にすみませんでした!」

なのは「う、ううん。気にしないであれは事故だし…」

カズマ「事故と言ってもあんな事したんですから……何でも言ってください!何でも言うこと聞きますから!」


 俺が頭を上げてそう言うとなのはさんは「本当に?」っと言いながら上目使いで俺を見上げる。
か、可愛すぎる!


カズマ「はい!もちろんです!」

なのは「それじゃあ……目を閉じてくれるかな?」

カズマ「わかりました」


 言われた通りに目を閉じる。何をするのだろうと楽しみ半分怖さ半分ってところだな。
すると、唇に何か柔らかい感触がしてきた。驚いて目を開けると目の前にはなのはさんの顔があった。
これは、いまゆる接吻(キス)と言うものではないのでしょうか!


なのは「んん…」


 なのはさんが俺の背中に手を回して抱きしめているので俺もなのはさんを抱きしめる。
思っていた以上になのはさんの身体はとても華奢だった強く抱きしめたら折れてしまうのではないかと思ってしまうくらい。


 それから、約1〜2分後ようやく口を離す。
しかし、なのはさんは尚も俺の胸に顔を埋めている。これって、かなりの役得だよな。


カズ
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