ふぁるな
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れそうやな!」
「は、はぁ…?」
腰の辺りに、ロキが乗ったようだ。
つー…
「ひう!?」
「うぇへへ…ええなぁ…ええなぁ…へご!?」
鈍い音がしたので、少し体をおこして後ろを見ると、リヴェリアさんがロキを殴っていた。
「さっさとやれ」
「も〜…ひどいなぁ…」
今度こそファルナを刻むらしい。
「じゃ、いくでぇ」
背中に、暖かい物が落ちた。
イコルだ。
「ほう…ほうほうほうほう……は?」
途中で、ロキが可笑しな声をあげた。
「なんやこれ…」
「どうしたロキ?」
「いや、なんでもあらへんよ」
「何かスキルが有った?心あたりはあるけど」
「心あたりあるんかいな!?」
「まぁ…おおかた武器を召喚できるって所?」
「そうそう!そうなんや!」
やっぱり竜具召喚はスキルになってるのか…
「はい、終わったよ。紙に写してわたしたる」
ロキが腰から退いたので、僕も起き上がる。
上着を着終わると、ロキに紙を渡された。
ステータスはオール0。
ただしスキルが一つ。
≪ヴァナディース≫
・マインドを消費し竜具を召喚できる。
・マインドを消費し竜具に応じた竜技を行使できる。
「やっぱりか…」
「なぁ、ベル、竜具ってなんなん?」
「ある英雄譚に出てくる武器ですよ」
「見せて貰えるか?ベル?」
とリヴェリアさんに言われた。
「はい…」
何を召喚しよう?
室内だし…
「ザート」
唱えると、金色の錫杖が現れた。
「これが竜具ザートです」
「ほう、武器代要らずやな…
リヴェリア、ファミリア公庫でベルの防具見繕って来てくれんか?
あとギルドへの報告宜しく」
ファミリア公庫?
「了解した…行くぞベル」
「はい」
「あぁ、夜の宴会までには間に合わせぇよ」
こうして、僕はロキファミリアの一員になった。
side out
ベルとリヴェリアが退室し、残されたロキは一枚の紙を見ていた。
≪ヴァナディース≫
・マインドを消費し竜具を召喚できる。
・マインドを消費し竜具に応じた竜技を行使できる。
先程ベルに渡した紙はそこで終わっている…
しかし。
≪魔弾の王≫
・竜具の性能を最大限引き出す。
・異性同性善人悪人敵味方関わらず人を惹き付ける。
・早熟する。
≪世界に抗う者-トレイター・オブ・ワールド≫
・前世の記憶を知識として持つ。
・格上と戦った時、成長する。
そして、最後に…
≪夜と闇と死の眷属-ティルナファ・ファミリア≫
・死に近付く
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ