六尺褌が飛び交う桃源郷?
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は既に、怒りの表情で携帯用のスナブノーズと小口径の拳銃を抜いて、士郎に突きつけていた。
リンカーン暗殺に使われたり、バック・トゥ・ザ・フューチャーでビフがドクを射殺するのに使うような、22口径のデリンジャーなので、すぐには死ねないで、2日ほど転げ回ってから狂死できる系統の拳銃。
「昨日もクロエと一緒に寝たな? 何をした?」
真っ黒な射線だらけの表情のまま、目だけ光っている切嗣。もう撃鉄が起こされて士郎の処刑が決定された。
「うっ」
言葉に詰まって黙ってしまったので、もう自白したのと同じキズ無し士郎。
切嗣は自分の命よりも大切な愛娘を、拾ってきた養子に穢されてしまったのではないかと思い、鬼の表情で士郎を見た。
昨日までは娘と血が繋がってないお兄ちゃんとの恋愛を、生暖かい目で見ていたはずだが、ママと別れてナタリアへの愛も冷め、マイアとシャーレイとイリヤにまで笑われたので、もう「クロエしかいない」切嗣。
さらにイリヤとは血が繋がっていて、年も離れすぎているので結ばれたりしないが、その分身である聖杯で、カードによって分裂してしまった超自然的存在が、転生して受肉して、更に精霊だとか天使に近い存在の守護者へと転生したので「もうクロエとは血がつながってないからオッケー?」などと妄想して、切嗣の股間を膨らませていた、かも知れない。
「シ、シロー……」
それでも父親として、もし娘の股間が使用済みのボロ雑巾にされていたり、血が出ていたりすると、たとえ士郎でも射殺して爆破して起源弾弾打ち込んでギアスで呪いかける。
もうルルーシュ君狙ってるスザク君みたいに、怒りによって手がガッタガタ震えて照準すら定まらない切嗣さん。
「パパったら、お兄ちゃんとあたしは結婚するんだから許してよ。娘がお別れして消える前の「最期のお願い」なのよ、許して〜ん」
「クッ、クロエ〜〜ッ」
またナメクジみたいな表情になり、自分にも懐いてくれた娘がもうすぐ消えると聞いてガチ泣きを始める。
もし士郎が口を割っていたら射殺爆破起源弾のコンボで死亡確実、死んでも許されないで、ギアスも掛けられて、死後も呪われていた。
(た、助かった…)
もし「さすが○学生、いい肌してたなあ」とか「お尻は小さいけど骨盤だけ育ってるから、笑窪が出来るんだ」とか「真っ直ぐ立っても、ちょっと足を後ろに曲げても、他のBBA共みたいにお尻の下とか乳が弛んでないから、下にシワができないんだ」とか「足を折りたたんだら太ももの筋肉が尻肉に乗って大きさが倍に……」とか「オレ、そんな妹と昨夜……」などと考えていたら、もう転生できないぐらい、魂まで破壊されていた。
「龍子、みんなが呼んでるよ」
そこに、オッサンの裸で魂が穢れないように、タオルで目隠ししたミミが龍子だけ呼びに来た。
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