暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第六千八百五十一話  上半身裸で

[8]前話 [2]次話
第六千八百五十一話  上半身裸で
 トンガの選手に世界がびっくりしました、何とです。
「冬でも裸でごわすか」
「下は腰ミノばい」
 トンガと親しいオーストラリアとニュージーランドがそのトンガに言っています、この二国も驚いたお顔です。
「今回は流石に服を着てくると考えていたばいが」
「ここでもでごわすか」
「いやあ、選手の人がどうしてもと言ってね」
 トンガは二国に笑って答えます。
「それでなんだ」
「民族衣装で出たでごわすな」
「その伝統を守ったばいか」
「そうなるかな」 
 トンガは平気なお顔です。
「立派だよね」
「よくそんなことが出来たものでごわすよ」
 豪快なオーストラリアもこう言うことがあります。
「平昌の寒さは凄まじいというのにでごわす」
「その寒さに負けないってことかな」
「それでも凄いでごわす」
 開会式で一番注目された国はトンガだったと言うべきでしょうか、少なくとも裸で出られる場所ではないので。


第六千八百五十一話   完


                  2018・2・13

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ