第八話 織り姫VS彦星
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す」
ここでいたぶるのも一興だけれど、必要以上に憎悪をたぎらせる必要もあるまい。
普通にやりますか。口元を扇で隠してお母様のような口調で。
「ラインハルトとやら、美しいのまるで彫刻のようじゃ、
さぞやおなごにもてようぞ。
将来が楽しみじゃ、士官学校を出たら妾の近衛に成るがよい楽しみじゃ。」
ふふ、とまどってら何を言ったらいいかわからんだろうね。
「よいよい、名誉なことと戸惑っておるのじゃろう」
「お父様ー昼餉に行きましょう」
「そうじゃの」
帝国暦477年 7月7日
■オーディン ノイエ・サンスーシ オルテンシア庭園 ラインハルト・フォン・ミューゼル
今日姉上と共に皇帝に会いに来た、姉上を奪った敵の姿を見てやる!
案内役が姉上と俺を連れて行く、偶然を装い会うらしいがくだらん作法だ、俺が宇宙を手に入れたらくだらん作法など廃止してやる!
皇帝とその横に小さな少女が居る、皇帝の娘か。
「伯爵夫人此所はどうじゃな?」
「このように綺麗な庭園は初めてでございます」
わざとらしい挨拶が続く。
皇帝が俺の存在を聞いてきた、知ってるだろうにくだらん。
憎悪の目で見たが、皇帝は気がつかないようだ。
「良い目をしておるな」
「今年より幼年学校で学ぶとのことです」
「励めよ」
言われたので「はっ」と言ってやった。
いつか貴様にその犯した罪にふさわしい最後をくれてやる!
キルヒアイスはどうしているんだろう?
姉上に皇女が挨拶してきた。
そのうちに俺の名前を聞いてきた、姉上に迷惑がかかるといけないのでしっかり作法道理に名乗ってやった。
するとだ『ラインハルトとやら、美しいのまるで彫刻のようじゃ、
さぞやおなごにもてようぞ。
将来が楽しみじゃ、士官学校を出たら妾の近衛に成るがよい楽しみじゃ。』
上から見下すような傲慢な態度で話してきた!
近衛だとふざけるな!
俺は案山子になるつもりはない!
姉上のため俺は宇宙を手に入れるのだから。
帝国暦477年 7月7日
■オーディン ノイエ・サンスーシ オルテンシア庭園 アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
今日皇帝陛下よりテレーゼ皇女殿下が私とラインハルトに会いたいと言うことで参内させるようにと連絡が来たため、ラインハルトを連れて庭園へ向かった。
侍従の案内で皇帝陛下にお会いし、ご挨拶後にテレーゼ皇女殿下が私に挨拶していただいた、私も挨拶を仕返した。
テレーゼ皇女殿下はにこやかに挨拶してくれその後にラインハルトにの名前を聞いてきた、
ラインハルトがしっかりと挨拶できるか心配したのですが、ちゃんと挨拶できて安心したのですが、
皇女殿下が『ラインハルトとやら、美しいのまるで彫刻のようじ
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