月光校庭のエクスカリバー
聖剣計画
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いかと思うくらいひどく落ち込んでいます。はい。
その時、コンコンと扉をノックした。
「どうぞ」
「入るわね」
そう言い入ってきたのは、リアスだ。まだ髪が湿っているのかバスタオルで拭いてる。
ベッドに腰掛けると、ほんのりといい香りが漂ってきた。
「トーヤ。あなた大丈夫? 何か思いつめた感じがあるけど」
「ん。あぁ、大丈夫さ。ちょっとね」
「・・・・・・もしかして、祐斗を考えているの?」
「まぁそれもあるけど、個人的な問題だよ」
それに、やっぱり綾が悲しそうな表情浮かべてたのも気になるし。
互いに沈黙し静寂が部屋を包む。バサっと音が聞こえた。見ればリアスが拭き終ったバスタオルを椅子に掛けた音のようだ。
再び腰掛けると、切り出した。
「祐斗を止められなかったのは、主である私の責任でもあるわ。いいえ。もしかしたら、心のどこかで安心していたのかもしれないわ。学園生活を楽しんで、上手く溶け込んでくれたら、きっと祐斗の復讐心も消えると思っていたのかもしれないわ。まったく。主失格ね」
皮肉ぽっく笑い、髪を触る。
「仕方ないんじゃないか。誰だって復讐心を忘れることは無理だろう。それが処分ってことで自分も含め皆殺されたのなら尚更だ」
起き上がりリアスの隣に座る。
「リアスが言った通り、今は見守るしかねぇよ。今のアイツに何言っても聞きゃしない」
「そうよね」
それで言葉が途切れ、再び静寂になる私室。途端にリアスが、
「もう寝ましょう。あまりあれこれと考えていても祐斗の機嫌がおいそれと直ってくれるわけでもないわ」
そういうとパジャマに手をかけ・・・・・・って脱ぎだした!!
「まてまてリアス! 何故ねるのにここで服を脱ぐ!?」
俺が手で目を隠し背を向け聞くと、すでに下着姿のリアスは首をかしげきょとんそしている。何できょとんとする?
「何故って、私は寝るとき裸じゃないと眠れないって、トーヤも知っているでしょう?」
「そうじゃなくて、何で俺の部屋で!?」
「あなたと一緒に寝るからに決まっているでしょう」
当然のような口調でリアスは答える。そこは一人で寝ろ!! 毎朝毎朝俺もヤバいんだよ!!
−ガチャッ!!−
「抜け駆け禁止よ!!」
「部長・・・・・・ズルいです」
「私も一緒に寝ます!!」
部屋の扉が開き黒歌、小猫、アーシアの順に部屋に入ってくるなる服を脱ぎだす!! 野郎の前で脱ぐんじゃない!!
「リアス! 黒歌はともかく、小猫とアーシアには悪影響だから早く服を着てくれ!!
「ちょっと! 私に対する扱いがひどくにゃい!?」
「お前は裸で風呂に入ってきたりベッドに侵入してたじゃねぇか!!」
「
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