時期外れの餅リメイクレシピ特集・その3
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けて戻し、しめじは小房に分けて割いておく。
中華おこわの方は具材を全て1cm角に刻めばOKだ。
中華おこわの方は米を研いで水を切り、炊飯器の釜に移したら具材と調味料を入れ、水を普通のご飯を炊く時の目盛りで4合の所まで入れて炊くだけなんだが、鶏ごぼうおこわの方は具材に味付けをしてから炊き上げるぞ。
鍋に出汁を張り、鶏むね肉、ゴボウ、ひじき、しめじを入れて少し煮る。鶏肉の色が変わってきたら、酒、醤油、塩、砂糖で味付けをする。炊き込みご飯の具だから、少し濃い目を意識するように。
後は研いで水を吸わせておいた米と、1cm角に切っておいた餅を炊飯器の釜に入れ、そこに鶏ごぼうの具材を煮汁ごと入れる。炊飯器の目盛りを確かめて、水の量が足りなければ水を足して普通のご飯を炊き上げる時の水加減にして炊飯開始だ。
※土鍋で炊く場合※
鶏ごぼうは強火で加熱し、沸騰したら2分そのまま、中火と弱火の間まで火を落として15分程放置。火を消して5分蒸らす。
中華おこわは蓋をして中火で加熱。沸騰したら弱火にして7分。お焦げを付ける為に30秒位中火に戻し、火を消して15分蒸らす。
蒸らしが終わったらよく混ぜれば完成だ。こんな感じで具材や味付けを変えればおこわのレパートリーがガンガン増えていくぞ。
「お、美味しそう……」
「おいおい、まだ食うのか照月」
おこわを見て涎を垂らす照月。しかしよく食うなぁコイツも。しかしこのおこわは土産用だ。持って帰って秋月と4人で食うなら文句は無いが、今はダメだ。
「しょうがねぇなぁ。次で最後にしろよ?」
「やった!何を作ってくれるの提督?」
「名付けて『餅チーズタッカルビ』だ」
タッカルビ、という韓国料理がある。『タッ』は鶏を表し、『カルビ』はあばら骨を示す。つまりは、『骨周りの肉を食べる鶏肉料理』の事だ。甘辛いコチュジャンベースのタレを絡めた鶏モモ肉と野菜を鉄板で炒めて食べる料理なんだが、最近だとそこにとろけるチーズを加えて食べるチーズタッカルビが流行りらしい。俺は更に、そこに餅をぶちこんでしまおうと言うワケだ。元々韓国にも『トッポギ』という餅をコチュジャンで炒める料理があるからな、餅とコチュジャンの相性は悪くない。……なに?『トッポギの材料のカレットック(韓国の餅)はうるち米だろ』って?細けぇ事ぁ良いんだよ、美味けりゃ。
《ご飯も酒も進む!餅チーズタッカルビ》※分量2人前
・鶏モモ肉:200g
・餅:好きなだけ
・チーズ:乗っけたいだけ
・キャベツ:100g
・しめじ:100g
・玉ねぎ:1/8個
・甜麺醤:大さじ1/2
・コチュジャン:大さじ1/2
・砂糖:大
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