第三話
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前に聞いたがフェザーンの帝国資産の吸い取りだな」
「そうなんだ、馬鹿貴族はそれに気付かずにフェザーンに資産を吸い取られている、それが現状だしね」
話をしているとパウルが戻って来た
「アポが取れました、三日後に宮廷で密かに合いたいとの事でした」
「密会か・・・・分かった」
その後は帰宅し
リビングに行くと珍しく父さんが酒を飲んでいた!
「ベーネミュンデ侯爵夫人が御懐妊されたぞ、それでお前に来て欲しいそうだぞ。陛下に今日言われてな、大事な弟に祝ってほしいそうだ三回目のご懐妊で心配もあるのだろうな。
昔からお前も世話になっているんだ、何か土産に明日行けこれ決定な」
「そんな・・・・勝手なって姉さまに久しく逢って無いし分かったよ。
それと二週間後には艦隊を率いて三か月位は帰らないからね、パウルは残して行くからさ馬鹿貴族の駆逐の為に宜しくね」
「珍しいなパウルを・・・・・パウル居なくて大丈夫か?」
「モラウが居るし大丈夫だよ・・・・・・たぶんね」
「ケスラーは任務が終わり他は大丈夫か?」
「メルカッツ中将も副司令官にして連れて行くから大丈夫だよ、艦隊の規模は三万隻に同盟の無人艦隊も使う予定だしね、楽しみに待っててよ」
「分かった、しかし二年もしないで大将かどんなもんだ今の地位は」
「父さんは軍歴無いしね、面倒で窮屈だよ本当にさ三長官は何時も怒っているし、もう好きにして良いと今日言われたよ」
「お前は昔から何故か問題を大きくしてから解決してるしな、陛下は面白いと言っておられた。
これからも面白い事をしてくれるだろうと期待してるので期待に応えろよ、士官学校卒業と同時に准将にしたのは面白いものが見れるからと期待してだ」
「俺は珍獣扱いかよ」
「まっそんなとこだな、だがその期待に応えているからこその期待しておられるのだ。艦隊も好きにして良いと言われただろう」
「それもか!どんだけ面白いんだ俺は・・・・」
「リヒテンラーデ候も楽しんでいるぞ、門閥貴族を陥れる手並みも鮮やかで自分も10歳若ければ共に暗躍していると言っていたぞ」
父さんその笑いは怖いっす
「それって全部パウルがやった事でしょうが、俺じゃないし・・・・・」
「良いだろうが、お前が考えてパウルが実行しているんだ、お前がやってるのも同じだぞ。エリノルも兄様の手伝いをしたいと言っているぞ」
「・・・・・・何故知っているの?エリノルはまだ12歳でしょ?」
「 レーデラーがお前の活躍を教えているらしいが、まだ領地からは出さない事にしている、何するか分からんからな行儀作法も未だ・・・・・」
「もしかしてまた勉強しないで企業の乗ったりやってるの?」
「やってるぞ、フェザー
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