暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica8-E邂逅〜Team Nakajima〜
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イプのビキニです!」
「か、掲げないでください・・・!」
「色はシックな黒ですよ!」
「高らかに言わないでいいですから・・・!」
アインハルトさんが赤面する。失礼だって思いながらも、可愛いな〜、なんて思ってしまう。ともかく、「判りました。この水着に決めます」ってアインハルトさんが決めてくれて、「やった!」ってわたし達は喜び合った。
「そういえばフォルセティさんはどうしました?」
「女の子の水着を選ぶのは恥ずかしいから外で待ってるって」
「同姓なのですから恥ずかしがることはないと思うのですが」
アインハルトさんが真顔でそう言った。ずっとリオのジョークに付き合ってるだけだって考えていたから、「まさかの素!?」ってわたし達は本気で驚いた。
「あ、あの! アインハルトさん!」
「ごめんなさい! フォルセティが女の子というのは、ちょっとした冗談だったんです!」
リオが前屈レベルに頭を下げて、アインハルトさんをからかった事を謝った。すると「はい。知っていました。私も冗談です」ってアインハルトさんがこれまた真顔でそう言ったから、わたし達はポカンと呆けちゃった。
「リオさんが冗談を言っているのはすぐに判りましたが、そこでそれが嘘だと指摘するのはどうなのか、と思いまして、引っかかったフリをすることにしたのです。驚きましたか?」
逆にからかわれてた事に「そうだったんだ〜」って安堵した。ホッとしたまま店の外へ出ようとしたところで、フォルセティが見知らぬ女の子と楽しそうにしている光景がバーンと視界に入った。
「お待たせしました、フォルセティさん」
アインハルトさんがそれに構わずフォルセティの元へと向かったから、わたし達も遅れて続く。フォルセティが「友人と話していたのであっという間でした」って返した後・・・
「ヴィヴィオ達は初めてだよね? 2週間ほど前から八神道場に通ってる、僕たちより2つ年上の・・・」
「ミウラ・リナルディです! ヴィヴィオさん達のお話しは師匠たちから聞いてます! ボクも来年のインターミドルに挑戦する予定なので、その時はどうぞよろしくお願いします!」
すごい元気な声で自己紹介された。女の子の正体がヴィータさん達の弟子だってことが判って一安心。わたし達も自己紹介をした後、「家族を待たせてるので、これで失礼します!」って勢いよくお辞儀した後、わたし達の元から走り去っていった。
「あの、八神道場というのは・・・?」
「僕の家族が開いてる、ストライクアーツを子供に教えるっていう教室です。基本的にヴィータお姉ちゃんとザフィーラの2人が教えるんですが、時にはお父さんやシグナムお姉ちゃんも参加します」
アインハルトさんにフォルセティがそう答えると、アインハ
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