暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica8-E邂逅〜Team Nakajima〜
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てリオがおかしな事を言いだした。

「はい?」

「実はですね〜。フォルセティって実は女の子なんですよ♪ 男の子の格好をしているのは、お父さんに憧れているからなんですよ♪」

よく即興でそんなイタズラを思いつくな〜、って逆に感心したよ。魔神オーディンは男の人だ。そのクローンということは自然と性別は男になる。だからアインハルトさんが、そんな嘘に引っかかるわけないよ。

「あ、そういう事なのですね。通りで可愛らしい方だと。インターミドルの会場はいくつかに分かれることもあるらしいので、確かに参加すれば皆さんの応援は難しいですね」

「「「「・・・え?」」」」

サラッと受け入れたアインハルトさんにわたし達や、嘘を吐いたリオ自身も「ん?」って小首を傾げた。アインハルトさんはそれ以上話を続けることなく歩を進める。

「ねえ、まさか本気にしちゃった・・・?」

「いや〜、さすがにそれはないと思うんだけど・・・」

「もしかしてジョーク返しなのかも・・・?」

前を往くイクスとアインハルトさんの背中を眺めながら、わたしとコロナとリオでひそひそ話す。フォルセティが「どうすんの?」ってリオをジトッとした目で見たら、「うーん、ジョークで〜す♪って?」ってリオが軽いノリで言った。

「仮にも先輩相手にそれは・・・。たぶん、アインハルトさんなりのジョークなんだと思う、と思いたい」

「そ、そうだよね? アインハルトさんは優しい人だから、リオのくだらないジョークに付き合ってるんだよね?」

「く、くだらない・・・。じゃあネタばれは早い方が良いかな・・・?」

「う〜ん・・・」

そうこうしている内に水着売り場に到着。イクスが「何か希望などはありますか?」って質問すると、アインハルトさんは「あまり明るい色は好みませんが、白や薄い緑などは好きです」って答えた。バリアジャケットがそういった色だし、似合いそうだけど・・・。

「アインハルトさんはクールだから、黒も似合うと思いますよ」

コロナがイクスとアインハルトさんの側に寄ってそう提案した。リオのジョークに悩むより、あっちの方が楽しそう。というわけで、「わたしも黒、良いと思います!」ってコロナの意見に賛成。後ろから「ヴィヴィオ!?」って驚くリオの声が。

「まぁどうするかはリオに任せるよ〜」

「あぅ〜。フォルセティ〜・・・」

「僕も知らな〜い。僕は女の子の水着選びには役に立たないと思うから、店の外で待ってるよ」

リオには、ジョークは良いけど相手を選んでね、っていう罰を与えておく。それからアインハルトさんの意見を元に水着を選んで、試着をお願いしてはなんか違うを繰り返す。そして「これが一番似合ってます!」と断言できる水着を発見した。

「セパレートタ
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