暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica8-E邂逅〜Team Nakajima〜
[4/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
いた。するとイクスは「はい♪」って満足そうに頷くと、アインハルトさんを横に寝かせた後にルーツィアさんに迎えに来てもらえるように手配した。
「んで、だ。アインハルト、どうだ? ヴィヴィオ達と一緒にやってみねぇか?」
ノーヴェが改めて誘うとアインハルトさんは、隣に眠るヴィヴィオを見て少し黙った後、「私は、ヴィヴィオさんやノーヴェさんとの試合を楽しんでしまったんです」って、自分を責めるような事を言った。
「もっとヴィヴィオさん達と闘いたいと・・・。いけない事なのに・・・」
「いけない事なんかではありません。アインハルト。貴女は見つけたんですよ」
「見つけた・・・?」
「ええ。貴女の闘うべき場所を見つけたんです」
イクスの言葉にアインハルトさんが「闘うべき場所」って繰り返したら、ノーヴェが「だな。お前はやっぱりこっち派だよ」って優しく微笑んだ。
「最強を示して覇王流の名を轟かすんだろ? あたしがステージを用意してやるよ。お前はあれだろ。ベルカ戦乱時代のように、命の削り合いをする殺し合いをしたいわけじゃないんだろ」
「それは・・・。正直、これまではクラウスの悲願を果たすためには、私も命の削り合いくらいはしなければならない、と考えていました。でも今日、ノーヴェさんやヴィヴィオさんとルールの下に闘って、楽しいと思ったんです。もっと闘いたいと・・・」
「そうか。なら、それでいいじゃねぇか。イクスの言うとおり、こっちで闘え。んで頂点を目指せ。練習を重ねて自分を高めて、公正なルールの中で相手と競い合う。アスリートに向いてるよ。で、だ。ヴィヴィオ達も目指してる、インターミドルチャンピオンシップ。お前も目指してみねぇか? 今年の大会はもう終わっちまったが、来年までに地力を伸ばす期間が生まれたと考えればいい」
「インターミドルチャンピオンシップ・・・?」
格闘家に挑戦すると言ってた割に、結構大きな競技会の事は知らないんだ。インターミドルについて説明する。スポーツ競技の運営団体DSAAが開催するの競技会の1つ。10歳から19歳までが参加できる、制限なしの無差別級の魔法戦競技会。ヴィヴィオやリオ、アインハルトさんのような格闘型は少ないみたい。
「まずは1つの世界で何回戦もの試合を繰り返して最強の代表を決め、そのあとに全管理世界から集まった数居る代表からさらに最強を決める。それに優勝することが出来れば・・・」
「間違いなく、世界最強の10代、というわけです」
ノーヴェの話を遮ってそう言ったのは「ヴィヴィオ!」だった。上半身を起こしたヴィヴィオが「アインハルトさん。わたし、アインハルトさんとも一緒に頑張りたいです」って思いを伝えた。
「わたし、もっと強くなります。そしてインターミドルで、公式試合の
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ