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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
開戦三年目から四年目 イスカンダルからの使者
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が始まるのだ。

「また凄く金ピカな船よね。あれ」
「イスカンダル恒星間連絡航宙船『シェヘラザード』だよ。
 全長219メートル。
 サーシャだったかユリーシャだったかが搭乗しているはず……」

 叢雲に返事をする俺の言葉を遮ったのは武蔵さんの報告だった。

「船体に損傷を確認。
 更に後方にワープアウト反応。以上」

 多分ガミラスだと思った瞬間、俺の疑問が一つ解けた。
 何でサーシャにせよ、ユリーシャにせよ地球にて死ななければならなかったのかという奴だ。
 ガミラスがというかデスラーがイスカンダルを立てているとはいえ、地球に波動機関の設計図を渡すのはガミラスにとって看過できない行為のはずなのだ。
 となれば、ガミラス側の謀殺。
 2199では親衛隊という便利な組織ができたのもあって、そこの独断専行と見た。


 ガイデロール級航宙戦艦    1隻
 メルトリア級航宙巡洋戦艦   2隻
 ガイペロン級多層式航宙母艦  2隻
 ケルカピア級航宙高速巡洋艦  2隻
 クリピテラ級航宙駆逐艦    1隻

 隠密行動で、船一隻の撃沈が目的だからそんな数は多くない。
 こっちがいつものように数で押せば問題はない戦力だった。

「保護する。
 動かせる船はどれぐらいある?」

「インペリアルI級スター・デストロイヤーが2隻、ヴェネター級スター・デストロイヤーが5隻って所かしら?」

「よし。
 全部出せ。
 それにCR90コルベットは30隻ほどつけろ」


 ガミラス艦隊の行動        1

 1 攻撃 イスカンダル艦優先
 2 攻撃 漂流者艦隊優先
 3 逃亡
 4 逃亡
 5 逃亡
 6 逃亡


 彼らはあくまで任務に忠実だった。
 あくまでイスカンダル艦の撃沈に拘ったのである。
 その為、現地につくこちらの攻撃を無視して全滅するまでの間、イスカンダル艦を攻撃し続けた。

 イスカンダル艦の損害       1

 1 大破 ユリーシャ意識不明
 2 大破 ユリーシャ生存
 3 中破
 4 中破
 5 小破
 6 小破

 『シェヘラザード』辛うじて撃沈を免れたが、搭乗していたユリーシャは意識不明の重体で発見される。
 ある意味原作通りではあったが、広い宇宙において何時来るかわからない一隻の船を保護する事の難しさを痛感する出来事となった。 
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