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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第654話】
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! それに乗る成樹君はもっとカッコいい!!」

「負けても気にしちゃダメだよ! 落ち込んじゃったら私が優しく慰めてあげるから!!」


 等と声が上がる、因みに一夏にはというと――。


「織斑くーん、笹川くんは初めてなんだからねー」

「やり過ぎたらダメだよ! てか零落白夜禁止だよ!」

「そうそう! 怪我させちゃ織斑くんが責任取らなきゃダメなんだからね!」


 一夏に声援というよりも注意を促していた。

 定位置へと移動する成樹――一夏はやれやれと目を伏せ、右手を上げる。


「何で皆零落白夜禁止させたがるのかがわかんねぇよ。 男同士の真剣勝負にそんな事は出来ないからな、成樹」

「は、はは……お手柔らかにね」

「何甘いこと言ってんだよ。 手は抜かねぇぜ……そんなの、カッコ悪いし負けたときの言い訳にしたくねぇからな!」


 右手に粒子が集まり、形成されると雪片を構えた一夏に対して成樹は武器項目から装備を選び始める。

 まだ粒子展開を素早く出来ない成樹、選んだ武装は機構式大型スピア【時雨】――パイルバンカーの様に矛先を打ち出す武装だった。

 シグナルが灯り、風が吹き抜けた――笹川成樹と織斑一夏の模擬戦が始まる。
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