第四十九話
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!僕じゃなかったらゆっくり大輝の爆誕だよ!」
「ニッチなネタを使うんじゃねぇ!と言うか、ホント何でだよ!おかしいだろ!おかしいだろ!!」
「伊達に艦娘の血を注射されて無いからね!自分でも頭おかしい身体能力だよ!そうでもしないと体弱すぎて死ぬわ!と言うかそれも半分無理矢理だよ!(番外編にて、詳細を掲載予定。)」
「お前も人外かぁ!!」
ニャルさまが裸足で逃げ出すレベルのカオスが場を支配していた。ニャルさまも分かる人限られてくるな。
しかし、この鎮守府、人外だらけかよ。
すると、提督がとんでもないことを言い出した。
「…………はぁ、兎に角、さっさとこの戦いを終わらせるように努力はするから。偵察期間も終わりだし。」
「え。」
ていさつきかん?
「んじゃあ、今までの出撃って、敵の様子見?」
「偵察だしね。」
「空母や戦艦の出番減らしてたのって?」
「プロ野球で言うところのオフシーズン。」
「俺達のオフシーズンは?」
「多分ない。」
ブラックだ。
「これからは出撃も増えてくるだろうし、もしかしたら沈んでしまう子も出てきちゃうかもしれないけど、ずっと今のままって訳には行かないからね。」
そう言うと、提督は立ち上がって湯船から出た。
「そうならないように頼むよ?多分、これからは木曾や長門とかと近接部隊を編成すると思うから。」
やっぱり、敵に一番ダメージを与えれるのは直接攻撃だからね、と言うと、そのままドッグから出ていった。
「……………………気ィ引き締めねぇとな。」
提督も、終わらせようとしている。
俺達が頑張らねぇと、何も変化が起こらない。それこそ、春雨を学校に行かせるなんて夢のまた夢だ。
……………また春雨、かよ。
……………………あぁ、やっぱり。
提督には強がって見せたけど、やっぱりそうか。
「やっぱり、春雨のこと好いてんじゃん俺。」
この日、俺は産まれて初めて、自分の恋心を認めた。
―以下、オマケ―
どうも、V・Bです。今回から一話につき一人、キャラ紹介のコーナーを始めます。なぜ今更かと言うと、そろそろ本編だけで五十話も来そうですので、一回整理の意味合いで始めます。第一回の今回は、主人公である七宮 千尋くんです。
―キャラ紹介のコーナー その一―
七宮 千尋 (十六) 男
呉鎮守府第二船隊所属
艦種 木曾(二号)
身長 一七三センチ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ