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翠碧色の虹
随筆十一:バレンタインに想いを込めて!?
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したご意見ですね♪」
七夏「まずは、自分の気持ちをしっかりと持ってから・・・という事かな?」
笹夜「そうですね♪」
心桜「それにしても、男ってさぁ・・・なんでそうなんだろうね?」
七夏「え!?」
心桜「まあ、今回、あたしは渡さないで揺るがないけど、つっちゃーと笹夜先輩は?」
七夏「えっと、私もここちゃーと同じかな☆」
笹夜「私は、気持ちがしっかりと持てたら渡す。持てなければ渡さない・・・かしら?」
心桜「・・・という事で『チョコを渡せない気持ちを伝える』という事でいい?」
七夏「渡せない気持ち?」
心桜「そう! 『想いを込めて渡したチョコレートが、渡した人の勝負ステータスの一部にだけなるのは切ないから、チョコレートは渡せない』という気持ちを伝える!」
笹夜「なるほど♪」
心桜「何もチョコレートに頼らなくても、自分の気持ちをしっかりと伝えられる事が大切なことなんだよ! そして、相手にも女の子の気持ちを軽く考えないように釘を刺すっ!」
七夏「ここちゃー! 釘は刺さなくても!」
心桜「んだけど、バレンタインデーというイベント自体は大いに利用すればいいと思う!」
笹夜「利用?」
心桜「はい! バレンタインデーの少し前から、その話題をして、渡したい人が居る事をアピールする。そして、『○○君ってイチゴとか大丈夫?』と訊いて、チョコを渡そうとしているかのように仕掛ける。んで、バレンタインデー当日、何もしないっ!」
七夏「え!?」
笹夜「まあ!」
心桜「この『仕込みだけしておいて渡さない戦術』は、それなりに相手に精神的ダメージを与えると思うよ。もし自分が本命だったとしたら、しばらく立ち直れないくらいになるかもね!」
七夏「ここちゃー怖いです・・・」
笹夜「そこまでしなくても・・・」
心桜「怖いって『想いを込めて』の事なんだけど!? あくまでも、釘を刺す必要があるなと思った時の場合だよ!」
笹夜「では・・・」
心桜「最初から、素直に喜んでくれる人なら、わざわざそんな事はしないよ・・・あたしが気持ちを伝えたい人って、そういう人って事!」
七夏「こ、ここちゃー!! 気持ちを伝えたい人が居るの!?」
心桜「え!? なんでそうなんの?」
笹夜「七夏ちゃん、例え話です♪」
心桜「笹夜先輩! そう決め付けられるのもちょっと・・・」
笹夜「あ、すみません・・・」
心桜「まあ、いいや。だけどね、あたしが『イチゴとか大丈夫?』って訊いたんだったら、バレンタインデーが過ぎて2〜3ヶ月後に『新鮮なイチゴ』を渡すよ!」
七夏「2〜3ヶ月後?」
笹夜「イチゴの旬の季節ですね♪」
心桜「そう! 『おいしいイチゴだよ!』ってね!」
七夏「なるほど♪」
心桜「自分が話した事は守らないとねっ!」
笹夜「その辺りは、さすがですね♪」
心桜
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