暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二十話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「ああ、本当さ、俺は高校生の時に死んだのさ。
そして生まれ変わった、『織斑一夏』という存在に」

俺のカミングアウトはこれでほぼ終わり。
言ってみると案外そうでもなかったな…

「と、年上?」

「そうなるね、『姉さん』」

「……………………」

あぁ、姉さんが頭を抱えてうずくまった…

「そんな、弟だと思っていたのに…精神年齢が私より上…わたしの…姉の威厳が…」

と、ぶつぶついい始めた。

「そうだ、思えばむかしから…」

あ〜駄目だこりゃ。

束さんは…まだ考えてるな。

「束さん?覚悟なんてしなくていいんですよ。
勢いに任せましょう。なに、姉さんの事です、後五分もあれば回復しますよ」

「そ、そうだよね、私の話なんていっくんのに比べたらね…」

なんて話しているうちに姉さんが復活した。

「よし、理解した、一夏、お前は何があろうと私の弟だ、コレは絶対に変わらん」

分かってくれたみたいだ。

「ありがとう、姉さん」

「あ〜それとだな、うん、まぁ、束との事だが、ヤるなとは言わんから…」

……………………………………

「ちげぇっつってんだろ!この駄姉!脳味噌御花畑かテメェ!」

「誰が脳味噌御花畑だ!」

「あんただよ!思春期か!?ああ、思春期でしたねぇ!」

「こ、こんな所に二人きりで入ればそうも思うだろ!」

「だから!それを今から説明すんの!」

「「ハァハァハァハァ…」」

「落ち着いた?」

「さっさと姉さんに説明してあげてください」

「え〜呼んだのはいっくんでしょ〜」

は?

「アンタの事を手伝ってんだろうが!
さぁ、主犯の口から自白しろ!」

「主犯って…」

主犯だろ、まぁ、俺も共犯者だがな。

「分かったよ。ちーちゃん、私の夢を知ってる?」

「既存の方法以外で宇宙に行きたい、だったか」

「そう、スペースシャトルやロケット以外で宇宙に行く。
此処ではそのために必要なものを創ってるんだ」

「こんな所でか?」

「此所は旧日本軍残党が残した兵器開発工場さ」

「旧日本軍の工場?何故こんな所にそんな物が…」

「私のお祖父ちゃんかひいお祖父ちゃんが関わってるんだと思う。
初めてこの工場に入った時にお祖父ちゃんの手帳が有ったから」

「そうか…此所にはそれが出来る設備が有るんだな?」

「うん、いっくんにも手伝って貰ってるんだ。
この工場を見つけたのはいっくんだし、いっくんが居なかったら私の夢は叶わなかったよ」

「そうか…いつ頃見つけたんだ?」

「俺らがこっちに来るより前。
実際に行ったのはこっちにきてからだけどね」

「こんな所に有
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ