第18話:領内改革!(その2−4)
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す。男性側はウイリアムさん達に任せて、女性側を1階の先ほどまで居た面接控え室より小さい部屋に連れて行きます。
こっちの部屋には机と椅子が10人分入っていますから、人数的に十分です。この部屋を『事務局』にしましょう。
「この部屋を『事務局』の部屋にします。適当に座って下さい。」
全員が座ったので、僕も座って話をします。
「まず、皆さんにお詫びがあります。此方の手違いで寮の準備が出来ていませんでした。申し訳ありませんが3日ほど宿に止まって頂く事になります。その間の宿代や食事代は此方で持ちますので安心して下さい。それから、今日までの旅費、宿代、食事代についても日当と合わせて支給します。」
特に質問等もないようですね。
「次に、皆さんの服装ですが、制服を作りますから、それを着用して下さい。制服のデザインは皆さんで決めて下さい。制作は此方で行っても良いですし、皆さんで作られるのであれば必要な生地を提供します。その辺は話し合って決めて下さい。
『事務局』は毎日の出勤時間を9時とします。終わりは5時。お昼休みは12時から1時の間の1時間。朝は9時から朝礼とミーティング、夕方は4時半から終了ミーティングをします。
明日からの予定ですが、まず1週間で屋敷内で行動する為の教育と、仕事をする為の教育を行います。
屋敷内で行動する為の教育は、さっき昼食の知らせに来たアニーというメイドが講師となって教育します。次に仕事の為の教育ですが、最初1ヶ月間読み書きと算術の教育を行います。この教育は進捗状況によりその後も続けるかもしれません。平行して2週間目から事務関係の仕事についても訓練を始めます。『管理課』などの各課の活動が始まると、『事務局』としての仕事も始まりますから、それまでにある程度仕事が出来るようにする為です。」
それから、正式に座席の配置を決めて、制服のデザインを話し合いました。最後に終了ミーティングをして今日はお終いです。
ウイリアムさん達の方も終わったので、今日の纏めと明日の予定を確認して僕たちも解散としました。
やる事が一杯あって、明日からも大変です。部屋に帰ってゆっくりしましょう。
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