第18話:領内改革!(その2−4)
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ればサインをして下さい。」
契約書の内容を読み上げます。一応読み上げている内容と契約書の内容に齟齬がないかゾフィーさんに確認して貰います。
「ゾフィーさん、以上で間違えないですね。」
「はい、アルバート様。間違え有りません。」
「それでは皆さん、この条件で良ければサインをして下さい。ゾフィーさんは皆さんにサインの仕方など解らない事が有れば教えてあげて下さい。」
みんな、ゾフィーさんに教わりながらサインを済ませました。読み書きが出来なくても自分の名前位書けることは、面接の中で確認できていますから大丈夫でしたね。
契約書を回収して確認しました。全員契約完了です。
「ご苦労様でした。今日はお昼に簡単ですが、昼食会を開きます。今日採用された人たちの顔合わせを兼ねて親睦会をしようと思いますから、しばらくこのまま待っていて下さい。準備ができ次第呼びに来ます。
それから、暫定的にですが、ゾフィーさんを『事務局』のチーフにします。これから連絡事項等がある場合、ゾフィーさん経由で皆さんに連絡するようになりますから、協力をお願いします。」
伝達事項は以上ですから部屋を出て、『保険衛生局』に移動します。
『保険衛生局』で自分の椅子に座りながら、今出来たばかりの契約書を確認します。少しするとウイリアムさん達が来ました。
「ご苦労様でした。契約書の方が出来ましたか?」
「はい。大丈夫です。」
ウイリアムさんがもって来た14枚の契約書を貰います。これで19枚揃いました。
「それでは、今後の事ですが、急いで寮を作らないといけません。資材探しで忙しくって寮の事を忘れていましたから、採用した人たちの住む所がありません。」
「そう言えば、予定はしていましたが忘れていました。」
「皆さんにはしばらく宿屋住まいをして貰います。その間に急いで寮を作って住環境を整備しましょう。家族のある人は早く家族を呼びたいでしょうし、住む所が決まらないと落ち着かないでしょうからね。」
「解りました。土メイジを動員して、大急ぎで作りましょう。なに、設計図は出来ていますから3日もあれば出来ますよ。」
「お願いします。その間に屋敷で行動する為の教育と仕事をする為の導入教育を始めます。屋敷内での行動にも慣れて貰わないといけませんし、女の人たちは読み書きなどの教育もありますからね。
それから、ゾフィーさんという女性を『事務局』のチーフにしました。これから連絡事項等は彼女を経由して伝える事にします。男の人たちも各課毎にチーフを決めて連絡体制を作って下さい。いずれ、各人の能力などを見て指揮系統を整備しないといけませんが、今は暫定で結構です。」
後は装備品の製作を急ぐ事も大事ですが、各局毎の制服を作りましょう。
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