第18話:領内改革!(その2−4)
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性ばかりで、それぞれ違った感じの美人さんばかりなので服装は地味ですが華やかな感じです。
3人を採用する予定でしたが、帰してしまうのがもったいないような気がしてきました。折角ですから全員採用して何かしら仕事をして貰いましょう。………決してスケベ心ではありませんよ………
「さて、女の人だけ残してしまって申し訳ありません。実はこの度募集をした『保険衛生局』の他に、『事務局』という局を開設する事にしました。この局の仕事は今後各地から来る改革関係の問い合わせや、色々な要請などの受付窓口をしたり、『保健衛生局』などで働く人たちの勤務状況や健康状態などの管理を行う事になります。女の人だけの局にしようと思うので、折角集まってくれたあなたたちから選びたいと考えていますがどうでしょうか。採用条件としては読み書きが出来る事と簡単な算術が出来る事です。雇用条件は『保険衛生局』と同じになります。ここまでは良いですか?」
さっきまで採用に漏れた事でがっかりしていた人たちが、話を聞く内にだんだん明るい顔つきに変わってきました。やっぱり働きたいのでしょうね。特に質問もないようなので先に進めましょう。
「昨日の面接で、皆さんの素養については大体把握できました。おそらく私の考えている条件に合うのはアールガウから来られたゾフィーさんだけですが、他の方達もこれから教育すれば大丈夫でしょう。『保健衛生局』の募集で来られた人に、別の仕事の話をするのも失礼かと思いますが、『事務局』の仕事でもやりたいと言われる方がいれば雇用したいと思います。」
だんだん身体が前の方に乗り出してきていますね。何か襲われそうな感じがしてきました。こっちは7歳の子供なのですから、女の人といっても逃げられそうにありません。怖くなってきましたよ。
「まず、ゾフィーさん。読み書き、算術が出来るのはあなただけなので、僕と一緒に他の人の教育も手伝って貰いますから、その分の手当も付けますが、この条件で働いてもらえますか?」
「ぜひお願いします。何でもしますから働かせてください。」
即答ですか。しかも涙ぐんでますね。何でもしますからなんて言わない方が良いですよ。僕が大人だったら危ない事になっているかもしれませんからね。
「それでは、ゾフィーさんを採用とします。他の方は、これからしばらく教育になりますが、雇用条件には変わり有りません。この条件で働きますか?」
「「「「是非働かせてください。お願いします。」」」」
思わず仰け反りました。4人の声がハモりましたね。どこかで練習でもしていましたか?
「解りました。全員採用にします。ゾフィーさん以外の人たちは、読み書きと算術をゾフィーさんと僕が教師になって教育します。『事務局』の仕事にはどうしても必要なスキルですから、積極的に
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