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提督はただ一度唱和する
回り道の風景
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然と、吹雪が落ち着くのを待つ。
「た、大変です! 海上の陽動部隊から連絡が!」
 中身を言えと、思ってはいけない。新城はゆっくり頷いて、先を促す。
「千島沖から出撃した艦載機部隊を追って、深海棲艦が転進! こちらに向かっています!」
 兵たちがざわめいた。新城は眉を一度上げ、能面のような表情で頷いた。その場の兵たちに待機を告げ、吹雪と千早を伴って歩き始める。
 その背中に、縋るような視線が集まった。



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