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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第十三話
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ああ、そう。じゃぁ橙は束さんを浮かせて」
「いっくん、誤魔化すの辞めようか〜」
あ、目が笑ってない。
「まぁまぁ〜お叱りは後で受けますので、さぁ行きましょう!」
よし!三十六計逃げるに如かず!
「逃げるないっくん!橙ちゃん!よろしく!」
「わかった」
フワッ
「おお〜浮いた〜」
「操作はわたしだけどね」
「いいよ!早く追って!」
「らじゃー」
地底湖
…………なんの冗談だ?ありえない!
「やっと追い付いたよいっくん!……どうしたの?…………………船?」
嘘だ!ありえない!
「いっくん!いっくん!どうしたの?あの船は何?」
そうアレは船だ。
ただし、海中を進み、艦載機により米国沿岸部を火の海に変える責務を負いながら、完成が間に合わなかったあの艦は。
「イ号四〇〇型巡航潜水艦…!!」
アレはイ号四〇〇、イ号四〇一、イ号四〇二の三隻しか造られ………!
まさか!造ったのか!?今目の前にあるイ号四〇〇型は、『この施設で造られた』とでも言うのか!?
俺は目の前にあるイ号四〇〇型と思われる艦に近づき、そのまま飛び乗った。
「いっくん!待って!」
「ますたー!」
二人が追ってきた。
「ああ、ゴメン、束さん、橙、俺もさすがにコレを造れるほどとは思わなくってさ」
「この船はなんなの?さっき物凄く驚いてたけど」
「たぶん、イ号四〇〇型巡航潜水艦っていう潜水艦…と思うけど…本当にイ号四〇〇型かは解らない。
上にラーテがあったし、外側だけで中身は全くの別物かもしれない」
お?晴嵐(せいらん)のハッチに何か書いてある。
【イ号四〇〇型改〔初〕】
やはり外側だけで中身は旧軍の変態共がいろいろやってるようだ。
おそらく晴嵐も弄られているだろう。
「いっくん、『いよんひゃくがた、かい、しょ』でいいの?」
「たぶんそれであってるよ束さん」
「ねーねー束ーますたー」
「なんだ?橙?」
「どうしたの?橙ちゃん?」
「帰らなくていいの?お昼ご飯は?」
「………………」
「………………」
「束さん、時計、ある?今何時?」
「一大事」
「真面目に」
「二時半」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「姉さんに殺される!」
「ちーちゃんに殺される!」
「千冬に言ったらどうなるかな?」
「「やめてください!死んでしまいます!」」
「二人とも早く帰りなよ」
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