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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第十二話
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うん、寝てる、この前は開けた瞬間『ばぁ!』ってやられたからな。

ゆさゆさ…

「箒、朝だよ、起きて」

「ん〜わかった」

箒は寝起きはいいんだよね。

「きがえさせて〜」

「はいはい」

でも起こすと着替えを手伝わされる、可愛いからいいけどね。

まず上着を脱がせる。

「手上げて」

「んー」

で、パジャマを脱がせたら別の服を着せる。

「はい、下ろしていーよ」

「ん」

んで、パジャマのズボンを脱がせて。

「ズボン脱いでー」

「んー」

で、別のズボンをはかせる。

「んっ!」

で、終わり。

『ますたーってホモ?』

いきなりだなこいつ。

『なんでだよ』

『淡々としてる』

『ガキは範囲外だし性欲ねぇし』

『ふぅーん』

「箒、行くぞ」

「んー」

箒はまだ眠いのかさっきから『ん』しか言ってない。

ガラガラ…

開けっ放しだった箒の部屋から出ると同時に隣の部屋が開いた。

束さんと目があった。

「いっくん、変なことしてないよね?」

「もちろんです」

「ならいいや」

ふう、少しビビったぜ。

「おはよう箒ちゃん」

「んー、おはようお姉ちゃん」

「早くいきますよ」

「解ってるよいっくん」

「ん」

そのあと俺達は篠ノ之家の居間で朝食を食べた。

















篠ノ之束・私室

「はい、これ昨日の分です、これで理論上はISが造れます、まぁ一切の実証実験をしてないので造るのには相当のトライ&エラーが必要ですが」

「おお、さすがはいっくんだ」

「で、これどうします?あまりお薦めできませんが発表しますか?」

「う〜ん………………どうしよう?」

「俺としてはこのまま二人でやりたいのですが…まぁ試しに大学にでも送りますか?たぶんパクられますが」

「そうだよねぇ、私達にはバックがないからねぇ、場所もないし」

「場所ならありますよ」

「え!?どこに!?」

まぁ、知るわけないよな。

「隣の山の地下に旧日本軍の物と思われる施設がありますよ」

「本当かい!?」

「ええ、規模から考えると工場の類いでしょう。
何十年も昔の物なので機材は期待できませんがスペースは十分なはずですよ」

「じゃぁ、行ってみるかい?」

「ええ、行きましょう、ですが姉さんと箒をどうするか…」

「大丈夫、なんとかなるって」

「そうですかね?」

「私が先に行くから二十分後に…どこにしようか?」

「じゃあこの山のふもとで」

「はいはーい」
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